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ULTRA 25周年レポ – Zedd バンドセット交えたパフォーマンスでMAIN STAGEを熱狂の渦に

最新作『Telos』の楽曲から往年のアンセムまで網羅した濃密な60分

現地時間3月30日、アメリカ・マイアミで開催された「Ultra Music Festival 2025」最終日、Zeddがメインステージに登場。バンドセットも織り交ぜたスペシャルなステージを披露。


この日はスコールの影響で公演が一時中断され、タイムテーブルも大幅に変更されるなど波乱の展開となったが、Zeddのセットはそんな空気を吹き飛ばすような内容に。圧巻のパフォーマンスで観客を熱狂へと導いた。



この記事では、そんなZeddのステージの模様をレポートする。

オープニングは、近年のZeddのステージでもイントロに用いられることが多い「Radiohead – Everything In Its Right Place」のZeddリミックス。壮大な前奏のあと、ドロップに入るとZedd特有の煌びやかな照明演出が炸裂し、会場の空気を一気に掌握した。


続けて、最新アルバム『Telos』の収録曲「Out Of Time ft. Bea Miller」や「Tangerine Rays (Mesto & Vluarr Remix)」を織り交ぜながら、「Starving」、「I Want You To Know ft. Selena Gomez」、「Stay The Night ft. Hayley Williams」など往年の代表曲を展開し、新旧のファンを魅了。

中盤ではZeddがDJブースを離れ、ドラムセットに移動。『Telos』から「Dream Brother」「Lucky」「Happy Now」などをバンド編成で生演奏し、観客を魅了した。「Happy Now」では、美しいメロディに酔いしれる中、突如ドラムンベースへと展開。エネルギッシュなサウンドと、激しいビートとシンクロしたライティングでフロアの熱気をさらに引き上げた。


バンドセットが終わり、観客が余韻に浸る中、名曲「Stay ft. Alessia Cara」を投下して再びDJセットへ。そこから「Break Free ft. Ariana Grande」、「One More Time (Zedd Remix)」、「Beautiful Now ft. Jon Bellion」、「The Middle ft. Maren Morris & Grey」と、パーティーアンセムを次々と畳みかけ、会場の熱気はさらに高まっていった。



そしてクライマックスでは、MCでファンへの感謝と愛を伝えた後、「Clarity ft. Foxes」をプレイ。叙情的なピアノカバーから原曲へとつなぐエモーショナルな演出で、大合唱に包まれながらステージを締めくくった。


本セットの模様は、Zeddの公式Youtubeチャンネルにて公開中。



さらにZeddは、同日メインステージのトリを務めたMartin Garrixのセットにもサプライズで登場し、大きな話題に。Zeddの登場を含め、豪華ゲストが次々と登場したMartin Garrixのステージの模様は、以下のレポートからチェック。