ultra music festival official Photo
EDITOR'S PICK
EVENTS

ULTRA 25周年レポ – Martin Garrix 堂々たるセットで最終日のフィナーレを彩る

Afrojack、Zedd、Armin van BuurenらULTRA常連のEDMスターが続々登場。25周年を祝う壮大なラストステージ

現地時間3月30日、アメリカ・マイアミ「Ultra Music Festival 2025」がついにフィナーレを迎え、メインステージのラストを飾ったのはMartin Garrix。



荒天に見舞われ、公演が一時中断されたり、タイムテーブルが大幅に変更された波乱の最終日。しかし、そんなフラストレーションを吹き飛ばすような、豪華ゲスト陣との共演とエネルギーに満ちたセットで、Martin Garrixは25周年の締めくくりにふさわしい圧巻のパフォーマンスを披露した。



この記事では、そのクロージングセットの模様をレポートする。

オープニングは壮大なイントロを経て「Gravity w/ Sem Vox ft. Jaimes」でスタート。続けてAfrojackとのクラブバンガー「Turn Up The Speakers」で一気にギアを上げると、「Scared To Be Lonely w/ Dua Lipa」で観客のシンガロングを誘う。ここから突如ドラムンベースに展開し、意表を突く構成に会場がどよめいた。


その後、自身のレーベル・STMPD RCRDS所属のMatisse & Sadko、DubVision、Brooksとのコラボ曲を連続投入。2014年にDimitri Vegas & Like Mikeとともにリリースしたフェスアンセム「Tremor」でフロアのボルテージをさらに引き上げた。



中盤にはLauvがサプライズ登場し、コラボ未発表曲「Mad w/ Lauv」を披露。続けて「High On Life ft. Bonn」、「Don’t Look Down ft. Usher」、「Gold Skies ft. Aleesia」、「Hero (DubVision Remix) w/ JVKE」といった代表曲を並べ、美しいメロディをまとったプログレッシブハウスの展開に会場は多幸感に包まれた。

そこへ、先にパフォーマンスを終えたZeddがサプライズで再登場。コラボアンセム「Follow w/ Zedd ft. Emily Warren」を2人で披露し、歓声が会場を包んだ。


その後、Martin Garrixが再びゲストを紹介すると、ステージにはAfrojackが登場。ここで披露されたのは、2人のコラボ未発表曲「Our Time w/ Afrojack, Amél & James Arthur」。美しいメロディとともに花火が打ち上がり、会場をひとつにした。


続いて披露された「Breakaway w/ Mesto ft. Wilhelm」では、Martin Garrixの公演でおなじみのレーザー演出が炸裂。音と光がシンクロする圧巻のパフォーマンスにフロアが沸いた。

セット後半には、最後のゲストとしてArmin van Buurenが登場。2人で未発表の新曲「Sleepless Nights w/ Armin van Buuren ft. Libby」を披露し、トランシーなメロディ&ビートと美しい女性ボーカルが融合した楽曲で観客を魅了した。


終盤では「Carry You w/ Third ≡ Party ft. Oaks & Declan J Donovan」、「Virus (How About Now) w/ MOTi ft. Jenny Wahlström」、「Lions In The Wild w/ Third ≡ Party ft. Max McElligott」、「In The Name Of Love w/ Bebe Rexha」といった代表曲を惜しげもなく投下。音楽と演出、歓声が一体となり、感動的なクライマックスを迎えた。



そして最後に披露されたのは、自らボーカルを務めた最新曲「Angels For Each Other w/ Arijit Singh」。ULTRAのメインステージで自身の歌声を響かせ、歓声とともに25周年の幕を締めくくった。


本パフォーマンスのフル映像はコチラ⬇️