Photo by Sammy Virji’s Instagram
NEW RELEASE

Sammy Virji × Chris Lake 次世代UKGとハウス巨匠が仕掛けるモンスター・チューン解禁

Sammy Virji, Chris Lake, RoRo - 925

UKガラージ界のスター・Sammy Virji(サミー・ヴァージ)と、ハウスミュージック界の重鎮・Chris Lake(クリス・レイク)が、待望のコラボレーション・シングル「925」をリリースした。


Sammy Virjiは1996年生まれ。UKガラージ・リバイバルを牽引する、いま最も注目されるDJ/プロデューサーのひとりだ。2023年にはDJ Mag Best of British Awardsの“Best Producer”部門にBen HemsleyやBou、Nia Archivesらと並んでノミネートされ、2025年にはコーチェラ・デビューを果たすなど国際的な注目を集めている。タイトなガラージビートとディープで洗練されたベースラインを組み合わせる独自のスタイルは、シーン内外から高く評価されている。


Chris Lakeは、2000年代初頭から第一線を走り続けるハウス・シーンのキーパーソンだ。これまで「Changes」「Operator (Ring Ring)」「Turn Off The Lights」など数々のフロア・ヒットを生み出し、UKハウスからテックハウスの変遷を俯瞰しつつ、常にその先を提示してきたキュレーター的存在である。2025年には待望のデビューアルバム『Chemistry』をリリースし、さらなる活躍を続けている。



■ アルバム『Chemistry』に関する記事はこちら



今作でヴォーカルを務めたRoRoは、バルバドス出身のシンガー。その特徴的なボーカルで近年急速に存在感を高めている。Hannah Laingとの「Good Love」がUKシングルチャートで7位を記録したほか、Oliver Heldensのヒット曲「SHINE」、Rudimentalの最新アルバム収録曲「Chop Dem Down」などでもフィーチャーされている。今回の「925」ではキャッチーで切ないフックを繰り返し、トラック全体を中毒性のあるグルーヴへと引き上げている。


Sammy VirjiとChris Lakeの共演は今回が2度目。2024年の「Summertime Blues」は明朗なハーモニーとサマーアンセム的な軽快さでスマッシュヒットを記録した。


2度目のコラボとなる「925」は、Sammy Virjiのガラージ感とChris Lakeの洗練されたハウス・プロダクションが絶妙に融合したトラックだ。跳ねるようなガラージ・ビートにあたたかなシンセが重なり、控えめながら効果的に差し込まれるコード・スタブが楽曲にアクセントを添える。緊張感と高揚感をギリギリまで積み上げ、ドロップで一気に解放する構成がフロアを熱狂させる。今夏のフェスで披露され、話題を呼んでいた楽曲がついに正式リリースされた。なお今作には、UKガラージ界の新鋭・MPHも参加している。


■ Tomorrowlandでも「925」が披露されている



Sammy Virjiは、9月19日(金)に2ndアルバム『Same Day Cleaning』のリリースを控えている。本作には「925」をはじめ、Skepta、Flowdan、salute、MJ Cole、Issey Cross、33 Belowらとの豪華コラボを含む全16曲が収録予定。年内は北米ツアーを継続し、アルバムを携えて世界中のフロアを席巻することになりそうだ。