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NEW RELEASE

Anymaキュレート、Afterlife最新コンピ解禁 – “Quantum”が示す次なるフェーズ

『Quantum Echoes Pt. I』

Tale Of Usが主宰するレーベルAfterlifeから、新たなコンピレーション・アルバム『Quantum Echoes Pt. I』がリリースされた。
キュレーションを担ったのは、Tale Of UsのMatteo Milleriによるソロ・プロジェクトAnyma。彼が掲げる新時代“Quantum”の幕開けを告げると同時に、レーベルの原点回帰と未来へのヴィジョンを鮮烈に示す壮大なプロジェクトの序章となっている。Anyma、Argy、Chris Avantgarde、Cassian、Son of Son、YOTTOなど、Afterlifeを象徴するアーティストから新鋭までが集結し、レーベルの現在地と次なる進化を音で提示する内容だ。


Afterlifeはメロディック・テクノとビジュアル・アートを融合させ、世界規模のコミュニティを築いてきたアート・プラットフォーム。ダークで叙情的なサウンドと哲学的な世界観でダンスミュージックの最前線を切り拓き、シーンの最重要ブランドへと成長している。


その中心に立つAnymaは、エモーショナルなテクノサウンドと映画的スケールのヴィジュアルを組み合わせ、聴覚と視覚を同時に刺激する唯一無二のライブ体験を創出してきた。
『Genesys』シリーズを経て始動した今回の“Quantum”では、量子コンピューティングやAIの進化、テクノロジーが人類に与える影響をテーマに、Afterlifeサウンドをさらなる次元へと進化させている。

■ Anyma ライブセット


アルバムはAnyma & Chris Avantgarde「Quantum」で幕を開ける。荘厳なシンセ・レイヤーと硬質な4つ打ちがゴシックなスケール感を描き、Quantum時代の扉を鮮烈に開くダイナミックなトラックだ。

■ Anyma, Chris Avantgarde – Quantum


続くAdriatique & Argy「RACER」は、重厚なビートと不穏なシンセリフが疾走感を生み出すダークなピークタイム・チューン。リリースに先駆け、ULTRA JAPAN 2025のArgyステージでも披露され日本のファンを熱狂させた。
9月に来日したSon of Sonが手掛ける「HIDE」は、幽玄なヴォーカル・サンプルと繊細に構築されたサウンドスケープが、霧の中をさまようような幻想を演出。ミニマルかつ内省的な一曲としてアルバムに奥行きを与えている。
Anymaが新鋭Adam Sellouk、ヴォーカリストCarly Gibertと共作した「Girls MIA」は、キャッチーなヴォーカルフック、ブリブリと鳴るベース、シンプルで力強いビートがフロアを直撃するハイライト。

■ Anyma, Adam Sellouk – Girls MIA (feat. Carly Gibert)


CassianとYOTTOが手掛けた「Love Parade」では、Da Hoolのクラシックを現行ピークタイム仕様に再構築。オリジナルの象徴的なシンセ・メロディを生かしつつ、硬質なビートと現代的プロダクションでフロア・アンセムへとアップデートしている。
没入感に満ち、最先端かつ普遍的な共鳴をもたらす“Quantum”世界の本質を鮮やかに捉えた全15曲が収録されている。


 
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このコンピレーションで新章“Quantum”を打ち出したAnymaは、2026年のCoachellaで全く新しいライブショー『ÆDEN』を世界初公開する予定だ。「アートの歴史をクラウドにアップロードする」という壮大なコンセプトを掲げ、これまでの『Genesys』シリーズを超える新たなヴィジュアルとサウンドの領域に挑む。






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