メロディックテクノプロデューサーAnyma × Argy × Son of Sonによる待望のコラボレーション「Voices In My Head」がリリースされた。
Anymaは、イタリア出身のDJ/プロデューサーMatteo Miller(マテオ・ミレッリ)のソロプロジェクト。荘厳でドラマティックなメロディック・テクノを武器に、音楽とアートを融合させた最先端の“オーディオビジュアル”で世界的な人気を誇っている。
GMO SONIC 2025で初来日を果たし、巨大LEDスクリーンに投影されるヒューマノイド“EVA”によるダイナミックな演出と圧倒的な没入感で観客を魅了した。
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Argyは、ギリシャ出身で2000年代から活躍するベテラン。Tales of Us主宰のレーベルAfterlifeからリリースされた「Aria」(2023年)は世界中のフェスアンセムと化すほどの大ヒットを記録。リミックスワークにも定評があり、Swedish House Mafiaの「Lioness」やHUGEL「I Adore You」、Oliver Tree & Robin Schulzの「Miss You」など話題作をメロディックテクノにアレンジしている。
Son of Sonは、ストックホルムを拠点に活動するDJ/プロデューサー。オペラの影響を受け、独創的なボーカルを取り入れたサウンドで注目を集めている。Argyとは「Faust」や「RITMO」でも共演している。
そんなシーンを牽引する3人が集結したNEWシングル「Voices In My Head」。
昨年の4月にSon of Sonが最初のバージョンをArgyに送り、その3日後にはArgyがAfterlife Parisでプレイ。Anymaも聴いた瞬間から気に入り、3人でトラックを再度作り直し、今の形に仕上げたという。
11月に行われたArgyの来日公演、GMO SONIC 2025のAnymaのステージでも披露されており、一度聴いたら頭から離れない、強烈なインパクトを残した楽曲が遂にリリースとなった。
なお、今作のヴォーカルフックは、Son of Sonが深夜に作業していた際「クリエイティブな声が私を眠らせてくれない」というアイデアが浮かび、それをAIボイスジェネレーターで形にしたものとなっている。キャッチーで耳に残るヴォーカルフックと躍動感のあるベースライン、幽玄でミステリアスな雰囲気が漂うフロア映え抜群のトラックだ。
Anymaは、革新的なライブ体験を提供したラスベガス・Sphereでの最終公演やUltra Music Festival、Creamfieldsなど大型フェスティバルの出演を控えている。
(そのほかAnymaの出演情報は公式HP:https://www.anyma.com/events へ)
一方のArgyも、Tomorrowland Winterへの出演を控えているほか、
Son of Sonは、インドツアーを敢行中である。メロディックテクノシーンをリードする3人に今後も注目したい。