2025年9月13日(土)・14日(日)にお台場で開催される「ULTRA JAPAN 2025」への出演が発表されたギリシャ出身のDJ/プロデューサーArgy。メロディックテクノを中心に、深い没入感とエモーショナルなサウンドで世界中のフェスティバルを魅了し続ける彼が、ついに日本の大型フェスに初登場する。
本記事では、Argyのキャリアとその音楽性、そして彼を知るための代表曲を紹介する。
ArgyのDJセットは、メロディックテクノを基軸に、観客を“音の旅”へと誘う構成力が特徴。
ベースはアンダーグラウンドだが、リミックス作品も多数あり、キャッチーで聴く者の感情を高揚させる展開力を持つ。TomorrowlandやEDC Las Vegas、Afterlife主要アーティストとしてのツアーなど、大舞台での実績も豊富で、神秘的で陶酔感のあるセットによって、唯一無二のフロア体験を作り上げる。
■ Argyのライブセット
■ Argyを知るならまずこの5曲
『ULTRA JAPAN 2025』を前に、Argyの楽曲の中から、EDMMAXX編集部が選んだ“今こそ聴くべき”珠玉の5曲をピックアップしていく。
1. Argy & Omnya – Aria
Argyの名を一躍知らしめた代表作。神聖さを感じさせるコーラスのループと、深く沈み込むようなベースラインが融合した本作は、Tomorrowland 2024 WEEK1で“最もプレイされた曲 TOP 10″に選ばれるなど、フェスティバルのアンセムとして浸透。Argyのセットの定番で、ライブではよりテンポアップしたOmikiによるリミックスバージョンが披露されることもある。
Anyma × Argyコンビによる人気トラックをもう1曲紹介。Anymaの最新アルバム『The End of Genesys』に収録されているナンバー。印象的なヴォーカルフックは、Son of Sonが深夜に作業していた際「クリエイティブな声が私を眠らせてくれない」というアイデアが浮かび、それをAIボイスジェネレーターで形にしたもの。キャッチーで耳に残るヴォーカルフックと躍動感のあるベースライン、幽玄でミステリアスな雰囲気が漂うフロア映え抜群のトラックだ。