NEW RELEASE

Don Diablo、2026年最新アルバムの幕開けとなるPink Sweat$との初コラボ「5 Minutes」リリース

Don Diablo, Pink Sweat$ – 5 Minutes

オランダ出身のDJ/プロデューサー Don Diabloが、アメリカのシンガーソングライター Pink Sweat$を迎えた新曲「5 Minutes」をリリースした。



本作は両者にとって初のコラボレーション作品であり、2026年にリリース予定のニューアルバムからの先行シングル第1弾。同アルバムは、2021年に発表された『FOREVER (Deluxe Edition)』以来、実に4年ぶりとなるフルアルバム作品でもある。


フューチャーハウスの代表的DJとして2010年代のEDMシーンで独自のポジションを築いてきたDon Diabloだが、今作ではEDM的な爆発力をあえて抑制。テンポ感と余白を重視した、クリーンで洗練されたプロダクションによって、“聴かせる”ことを前提としたダンスミュージックに仕上げている。そこに重なるPink Sweat$のボーカルは、感情を前面に押し出すのではなく、抑制された息遣い、声の揺らぎ、言葉の置き方によって楽曲の世界観を静かに広げ、作品に奥行きを与えている。


Don Diabloは本作について、次のように語っている。
「『5 Minutes』は、何年もの間、静かに心の中で温め続けてきた楽曲なんだ。何度も立ち返っては細部を磨き上げ、“今だ”と思える瞬間を待ち続けてきた。Pink Sweat$と一緒に制作したことで、この曲にずっと必要だった感情の深みと個性が加わり、一気に完成形へとたどり着いた。この曲は長い間、僕の心のすぐそばにあった作品で、ようやく世界に届ける準備ができたよ。そしてこれは、新たな章の始まりでもある。次回作アルバムからの最初の公式シングルとして、2026年を全力でスタートさせよう!」

さらに彼はSNSでこう付け加えている。
「このヴァイブを感じてくれたら嬉しい! 約3年もの時間を経て、素晴らしいPink Sweat$との楽曲がついにリリースされた。2026年を、こんなに大きな一歩でスタートできることに、これ以上ないほど興奮している。この曲は僕にとって本当に特別な作品で、新しい時代の幕開けを象徴する一曲なんだ。これからの展開にもぜひ注目してほしい。」


Don Diabloは近年、シグネチャーであるフューチャーハウスからさらに進化を遂げ、「CONTROL ALT DΞLΞTΞ」名義でのドラムンベース作品や、Missy Elliott「Lose Control」、KRS-One「Sound of da Police」をサンプリングしたテックハウス寄りの楽曲など、ヨーロッパを中心にヒットを連発。2025年11月の来日公演では、ドラムンベースやテクノも織り交ぜたセットを披露し、その変化と現在進行形の姿勢を強く印象づけた。



一方Pink Sweat$は、アメリカ・フィラデルフィア出身のR&Bシンガーソングライター。本名はデヴィッド・ボウデン。幼少期から教会音楽に親しみ、ゴスペルを通じて音楽の基礎と豊かな感情表現を身につけてきた。キャリアの出発点は表舞台ではなく、ソングライター/プロデューサーとしての裏方業。R&Bやヒップホップの制作現場で経験を積みながら、音楽業界を内側から理解していった人物だ。しかし20代前半、重い食道疾患を患い、創作活動そのものが危ぶまれる状況に直面。この療養期間をきっかけに、「自分が本当に感じていることだけを、嘘なく歌う」というスタンスへと創作の軸を大きく転換する。2018年以降、「Honesty」をはじめとする楽曲群は、恋愛の不完全さや人間関係の揺らぎを過剰にドラマティックに描くのではなく、淡々と、しかし痛いほどリアルに表現することで、“静かなR&B”という新たな潮流を生み出し、多くの支持を集めた。2021年のアルバム『Pink Planet』では、自身の内面世界を一つの惑星になぞらえ、繊細さとスケール感を同時に提示。続く『Pink Moon』ではよりポップで開かれたサウンドへと進化し、世界ツアーの成功とともに、グローバルアーティストとしての地位を確立している。



この楽曲をスタートとして、Don Diabloが2026年にどんな新しいアルバム像を提示してくれるのか、今から楽しみだ。