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ULTRA JAPAN 2025特集: SLANDER

SLANDERが『ULTRA JAPAN』に初登場 – 感情を揺さぶるベースサウンドでフロアを魅了するLA出身デュオの魅力を徹底解剖

2025年9月13日(土)・14日(日)に開催を控える『ULTRA JAPAN 2025』への出演が発表されたSLANDER。

シネマティックなスケールを備えたベースサウンドに、叙情的なメロディを織り交ぜたスタイルで、世界中のフェスから熱狂的な支持を集めるSLANDER。そんな彼らが、ついに『ULTRA JAPAN』に初登場。本記事では、そのキャリアと音楽性にあらためて迫る。

■ エモーショナルなベースサウンドで世界を魅了する、LA発のデュオSLANDERとは?

Photo by SLANDER Facebook

SLANDERは、Derek AndersenとScott Landによるアメリカ・ロサンゼルス出身のDJ/プロデューサーデュオ。

2人は大学で出会い、卒業後には音楽制作の専門学校ICON Collectiveでスキルを磨いたのち、2014年頃から本格的に活動を開始。トラップやダブステップを軸にしながらも、叙情的なメロディを融合させた独自スタイルで頭角を現す。ICON Collectiveの同級生でもあるNGHTMREとのコラボ「Gud Vibrations」で注目を集め、以降はエモーショナルなメロディを組み合わせたベースミュージックの先駆者としてシーンを牽引してきた。

2018年には、カナダを代表するEDMレーベルMonstercatから「Happy Now」「Slow Motion」「So Long」などのシングルを次々とリリース。さらに、Crankdat、Asking Alexandriaとの共作「Kneel Before Me」ではロックとベースの融合を実現し、ジャンルを超えて高い評価を受けた。2019年には、Gryffinの1stアルバム『Gravity』に収録されたコラボ曲「All You Need To Know」が世界的ヒットを記録。2024年4月にはSpotifyで再生数が2億回を突破し、SLANDERの名をさらに広く知らしめるターニングポイントとなった。

そして、結成から12年を経て2022年にリリースされたデビューアルバム『Thrive』は、その完成度の高さからファンのみならず音楽業界でも大きな話題に。

その後もコンスタントに作品を発表しながら、多くのフェスでメインステージに立ち続け、観客を熱狂の渦へと巻き込んできた。直近では、北米最大級のフェス「EDC Las Vegas」にてIlleniumとの共演を果たし、圧巻のセットが大きな反響を呼んでいる。



■重厚で壮大なベースサウンドと美しいメロディが交差する – SLANDERの音楽性とスタイル

活動初期からエモーショナルなアプローチを強みにしてきたSLANDERは、2018年以降、よりスケール感のあるサウンドへと進化。代表曲「Love Is Gone」や、Seven LionsとDabinとの「First Time」、Gryffinとの「All You Need To Know」など、美しいボーカルと壮大なアレンジを融合させた楽曲で、多くのフェスに感動の瞬間をもたらしてきた。

前述したキャリア初のフルアルバム『Thrive』では、「近未来を舞台にした宇宙飛行士の“新たな人類の居住地探し”を描く物語」をテーマに、ストーリーテリングと映画的なサウンドが融合した表現を披露。


また、NGHTMREとの共同レーベル「Gud Vibrations」では、RAY VOLPE、William Black、TRIVECTAなどの若手アーティストを積極的に発掘し育成。Trap、Future Bass、Melodic Dubstepを中心に、エネルギッシュかつ感情豊かな作品群を世に送り出している。


■ 感動と興奮が交差する – SLANDERのライブスタイル

SLANDERのライブセットは、叙情的な世界観と攻撃的なエネルギーが交差する、ストーリーテリング型の構成が魅力。代表曲を軸に、美しいメロディと重厚なベースを巧みに組み合わせ、観客を一気に引き込んでいく。

エモーショナルな作風で知られる一方、ライブでは鋭いフェスティバルトラップを大胆に盛り込み、意表を突くハードな展開でフロアを揺らす。高まる熱気のなか、モッシュが巻き起こることもあり、感情とエネルギーが共存するステージは、SLANDERならではの魅力だ。


■ SLANDERを知るならまずこの5曲 – 世界を感動と興奮で包む代表曲たち

『ULTRA JAPAN 2025』を前に、SLANDERの楽曲の中から、彼らの音楽性を象徴する珠玉の5曲をピックアップ。

■ SLANDER – Love Is Gone (feat. Dylan Matthew)
切なさと壮大さが交差する、SLANDERを代表するエモーショナル・アンセム。フェスでは観客が涙する場面も多く、ライブのハイライトを担う1曲。



■ SLANDER & Gryffin – All You Need To Know (feat. Calle Lehmann)
Gryffinとの共作で生まれた、Spotifyで2億回再生を超えるヒットチューン。Calle Lehmannのハートフルなボーカルと壮大なシンセが重なり、感情を一気に解き放つ。なお、今回のULTRA JAPANではGryffinの出演も決定している。



■ SLANDER & RIOT – You Don’t Even Know Me
哀愁漂う序盤と、鋭く攻撃的なダブステップドロップの対比が際立つベーストラック。エモーショナルな導入から一転、観客の熱量を一気に引き上げるキラーチューン。



■ SLANDER & blackbear & Bring Me The Horizon – Wish I Could Forget
米シンガーソングライターblackbearとUKロックバンドBring Me The Horizonを迎えた異色のコラボレーション。ロック、ポップ、ベースが自然に溶け合い、SLANDERの音楽的な柔軟性とスケール感が際立つ。



■ SLANDER & Seven Lions & Dabin – First Time
幻想的なサウンドと叙情性が溶け合った、メロディックベースの傑作コラボ。ライブでは感動のピークを生み出す“名場面製造曲”として定番化している。



そんなSLANDERが、ついに『ULTRA JAPAN』に登場。感情を揺さぶるサウンドと高い演出力で、日本のフロアを熱狂の渦へと導いてくれるはずだ。



現在『ULTRA JAPAN』では、チケットの第2弾が発売中。
『ULTRA JAPAN 2025』の公式サイトや各チケットベンダーを通じて購入可能となっている。また、2024年に新設された23歳未満限定の『U-23チケット』も引き続き販売中。若年層にとっても手に取りやすい価格設定となっている点にも注目したい。


2014年から始まり、記念すべき10周年を迎える『ULTRA JAPAN 2025』――その熱狂の瞬間を見逃さないためにも、チケットは早めにチェックしておきたい。以下より詳細をチェック。

■ 各チケットベンダー公式サイト
ZAIKO:https://iflyer.zaiko.io/e/ultrajapan2025
LivePocket:https://t.livepocket.jp/e/bc3vn

■『ULTRA JAPAN 2025』開催概要
タイトル ULTRA JAPAN 2025 (ウルトラ ジャパン ニセンニジュウゴ)
開催日時 2025年9月13日(土)、14日(日)  開演11:00(開場10:00) ※雨天決行・荒天中止
開催場所 TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場 / 江東区⻘海)
公式SNS X: @ultrajapan / Instagram: @ultrajapan / LINE: Ultra Japan / TikTok: ultrajapan / Facebook: @UltraJapan
オフィシャルサイト URL:https://ultrajapan.com/
主催・企画・制作 ULTRA JAPAN 2025 実行委員会