Argy Official Photo
NEW RELEASE

メロディックテクノシーンを牽引するArgy、最新アルバム『NEWORLD II』が示す進化のフェーズ

Argy - 『NEWORLD II』

世界的に注目を集めるメロディックテクノDJ/プロデューサーのArgyが、壮大なクリエイティブプロジェクトの次なるフェーズとして、最新アルバム『NEWORLD II』をリリースした。


Argyは、ギリシャ出身のDJ/プロデューサー。2000年代初頭からキャリアをスタートさせ、深い没入感とエモーショナルなサウンドを武器に、メロディックテクノを代表する存在へと成長してきた。ダークで力強いベースライン、神秘的なヴォーカルサンプルを用いたフックワークは彼のトレードマークであり、クラブからフェスティバルまで幅広いフロアで支持を集めている。Afterlifeから発表された代表曲「Aria」は、世界中のクラブやフェスでヘビープレイされるアンセムとなり、Argyの名を一躍シーンに刻み込んだ。2025年にはULTRA JAPANにも出演し、日本のダンスミュージックファンの間でもその存在感を強く印象づけている。


世界で数億回規模のストリーミングを記録した前作『NEWORLD』の成功を経て、Argyは従来のジャンルの枠にとらわれないアーティストとして進化を続けてきた。NEWORLD期にはゴールド認定を受けた「Aria」「Sierra」という2曲が誕生し、とりわけ「Sierra」は本作へとつながる第2章の幕開けを告げる重要なターニングポイントとなった。


全19曲で構成される『NEWORLD II』は、単なる続編ではなく、Argyが築き上げてきた世界観へさらに深く踏み込む作品として位置づけられている。古代的・儀式的な象徴性と、現代的テクノロジー、シネマティックなサウンドデザインが交差し、アルバム全体がひとつの“世界”として構築されている点が大きな特徴だ。

アルバムは、メロディックテクノとサイケデリックサウンドを融合させた独自のスタイルで高い支持を集める盟友・Omikiを迎えた「DONA」で幕を開ける。呪術的なヴォーカルと躍動感のあるビートが融合した、Argyらしさを象徴するオープニングとなっている。続く「Control」は、広がりのある残響が印象的なナンバーで、アルバムの世界観をより明確に提示する役割を担う。前半はメロディと空間の広がりを重視した楽曲が並び、世界観を丁寧に構築していく。


中盤以降は展開のスケールが一気に広がり、「Chasing Highs」のダイナミックなアプローチを皮切りに、MEDUZAとのドラマティックなコラボレーション「Melodia」、AnymaとSon of Sonを迎えた幽玄でミステリアスな雰囲気が漂う「Voices In My Head」、そしてLost Frequenciesとのメロディックテクノと哀愁ポップが交差する「Summer Skies (Love To Cry)」といった楽曲が並ぶ。Argyが築いてきたグローバルな存在感を、そのままアルバムの流れの中に刻み込む構成だ。






ラストを飾る「Aria (Omiki Remix)」は、直近2度の来日公演でも披露され、長らく正式リリースが待ち望まれてきた1曲だ。Argyの名を世界に知らしめた代表曲「Aria」の神聖なムードを保ちながら、トランス由来の推進力と高揚感を加えることで、よりフロア志向のアプローチを明確に打ち出している。ビートのドライブ感が前面に押し出され、フロアでの機能性を極限まで高めた1曲となっている。


Argyは、Ultra Music Festival 2026への出演が決定しているほか、アルバム『NEWORLD II』のコンセプトを軸としたグローバル・アルバムツアーを通して、その世界観をさらに拡張していく予定だ。