オランダ発の人気レーベル『STMPD RCRDS』が、2025年の締めくくりとしてノンストップDJミックス『STMPD RCRDS Mixtape 2025』を発表した。
『STMPD RCRDS』は Martin Garrix によって 2016年に設立され、テックハウスからプログレッシブ、ビッグルームまで幅広いジャンルでシーンを牽引してきたレーベル。
Third Party、DubVision、Mesto、Matisse & Sadko、Julian Jordanなど、現在のダンスミュージックシーンを支える主要アーティストを次々と世に送り出してきた。クラブからビッグフェスのメインステージに至るまで、STMPD発のサウンドは世界各地のフロアで存在感を放ち続けている。 2025年も数々のヒットトラックを生み出し、レーベルとしてのクリエイティブな影響力を改めて示した一年となった。
今回の2025年版ミックスは、“Side A”と“Side B”の2部構成でリリース。
レーベルから発表された最新音源を軸に構成され、STMPD RCRDSらしいグルーヴ感と展開を重視したノンストップのDJミックスに仕上がっており、両サイドを通して全46曲・1時間以上に及ぶボリュームとなっている。 『STMPD RCRDS』が2025年に提示してきたサウンド・アイデンティティを俯瞰できる内容となっており、2025年のクラブシーンを振り返る年末ミックスとしても十分な聴き応えを備えている。
収録曲には、Martin Garrixのヒットソングや最新アルバム収録曲をはじめ、Third Party、Julian Jordan、DubVision、Mesto、Matisse & Sadko、Vluarr、Merowといったレーベルを支えるアーティストの楽曲が揃う。さらに、長年にわたりシーンを牽引してきたR3HABやNicky Romeroが参加したトラックも含まれ、ラインナップの幅広さも印象的だ。
ビッグルームならではのエネルギッシュな楽曲から、プログレッシブ/ハウスの流麗なサウンド、そしてコアなダンスミュージックのグルーヴまでを網羅し、フロアはもちろん自宅リスニングにも対応する完成度を誇る。 ミックス全体のテンポ感と選曲センスからは、レーベルが2025年に示してきたバラエティとクオリティの高さが明確に伝わってくる。
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『STMPD RCRDS』を率いるMartin Garrixは、今後2026年春〜夏にかけて、北米・南米を舞台とした大型ヘッドラインツアー“Americas Tour 2026”の開催を控えている。
本ツアーは北米・南米あわせて16都市を巡るスケールで発表されており、Garrix自身も「これまでで最大規模のツアー」とコメント。 全米および南米の主要都市での公演が予定されている。 Martin Garrix、そして『STMPD RCRDS』が2026年にどのような展開を見せるのか、その動向にも注目が集まる。