Photo by Disclosure’s Facebook
NEW RELEASE

Disclosure、Faithlessの不朽のクラブアンセム「Insomnia」に現行フロアの躍動を吹き込む最新Editを公開

Faithless - Insomnia (Disclosure's 2025 Edit)

Faithlessの名曲「Insomnia」の30周年を記念し、Disclosureが最新エディットをリリースした。


1995年に発表された「Insomnia」は、Faithlessのデビュー・アルバム『Reverence』からのシングルとして登場。Maxi JazzのスポークンワードとSister Blissの象徴的なシンセ・リフを軸にした、UKダンスミュージック史に深く刻まれたクラシックだ。プログレッシブ・ハウスとトランスの狭間に立ちながら、ミニマルな反復と語りによるストーリーテリングが独自の世界観を形成。クラブからフェス、チャートに至るまで浸透し、“眠れない”という焦燥と高揚を刻んだ普遍のフロア・アンセムとして、いまなお世界中で鳴り続けている。


今回の「Insomnia (Disclosure’s 2025 Edit)」は、Disclosureが2025年のGlastonburyに向けて制作したライブバージョンがルーツ。タイトにロールする生ドラムとアシッド・ベースラインを主軸に据え、オリジナルの緊張感と躍動を保ちながら、現行クラブサウンドへと鮮やかにアップデートしている。
今作は、Glastonbury Festivalでの披露をきっかけに大きな反響を呼び、Sister Blissの提案により正式リリースへと発展。Faithless公認のコラボレーションとして形になった。

Disclosureはリリースに際し、次のようにコメントしている。
「Glastonburyのライブのために、“史上最高のダンス曲のひとつ”である『Insomnia』を自分たちなりに作り直した。Sister Blissから“正式にリリースしない?”と言われたことは本当に光栄だった。」

さらにSister Blissはこう続ける。
「Disclosureの2025 Editは、Maxiへのファンキーなトリビュートであり、UKダンスシーンへの深い愛情が込められている。あのGlastonburyの瞬間は本当に胸を打たれた。自分たちの音楽が次の世代のアーティストに受け継がれていると実感できるのは何より光栄で、Maxiもこの曲が今もこれほど愛されている姿を見たら、きっと誇りに思ったはずだ。」


原曲の魅力を損なうことなく、いまのフロアにも自然と馴染む形でアップデートされた2025 Edit。30周年の節目に、改めて新鮮なかたちで“Insomnia”を体感できる仕上がりとなっている。