躍動するUKクラブシーンの旗手NOTION、儚さを滲ませるメランコリック・チューンで魅せる

ベースラインとUKガラージを軸に、ブリストルからUKクラブシーンの最前線を駆け抜けるDJ／プロデューサー・NOTIONが、シンガーソングライターのWillow Kayneとタッグを組み、新曲「WAITING」をリリースした。

NOTIONは、ブリストルのアンダーグラウンドから世界へと躍り出た“UKダンス新世代”の旗手。ベースライン、UKガラージ、ハウスを自在に横断しながらも、常にフロアで映えるグルーヴを追い求めている。
彼の快進撃を決定づけたのが、2024年に発表されたChrystal「The Days」のリミックス。わずか1年で6億回を超えるストリーミングを記録し、UKプラチナ認定を獲得。全英チャートTOP5入りを果たし、米Billboard Hot 100やSpotify Global Chartでも上位をキープした。これまでにCoachella、Glastonbury、Parklife、Outside Landsなど主要フェスを席巻し、今後はロンドンのThe Outernet、ロサンゼルスのThe Shrine、ニューヨークのThe Great Hallでのヘッドライン公演も予定されている。

last year i was coming out to the states and playing 500 cap venues.

just got informed they had to lock off the stage at outside lands because so many of you came to see the set today. absolutely wild.

thank you so much san francisco ❤️ pic.twitter.com/4g5sKQyHC9

— NOTION (@NotionDJ) August 9, 2025

そんなNOTIONによる新曲「WAITING」は、「The Days」リミックスに続く女性ボーカリストとのコラボレーションで、自身の高揚感あるサウンドにさらなる感情の深みを刻み込んだ一曲。陶酔感と切なさを行き来するWillowのヴォーカルが、アップテンポなブレイクビーツとリフレインするフックに重なり、フロアに揺れる一体感と儚さを同時に呼び起こす。グリッチーなイントロから始まり、浮遊感のあるメロディが硬質なベースラインと交差。軽やかさと重厚さが交わる独特の展開を描いている。

・NOTION, Willow Kayne – WAITING (MV)

NOTIONはこのリリースを記念してロンドンでポップアップイベントを開催。この後はポーランド、スペイン、アメリカ、カナダ、そしてオーストラリアを巡るワールドツアーが控えており、グローバルシーンでの存在感をさらに確かなものにしている。