Skrillex FUS
NEW RELEASE

Skrillex ダブステップ原点回帰?!34曲入り大作アルバムをサプライズ・リリース

Skrillex - F*ck U Skrillex You Think Ur Andy Warhol but Ur Not!!

Skrillexが最新アルバム『F*ck U Skrillex You Think Ur Andy Warhol But Ur Not! <3』(略称「FUS」)をリリースした。



3月29日のマイアミULTRA MUSIC FESTIVALで10年ぶりのメインステージで圧倒的な存在感を見せてくれたばかりのSkrillex。


3月31日にはインスタグラムで「OUT TOMORROW)(明日、出る)」とコメントしたおよそ1分に及ぶダイジェストを投稿し、アルバムが出るのではと噂が広まった。


4月1日には、彼が今年に入って立ち上げたメーリングリスト経由で「FUS FULL ALBUM」という件名で、曲間無しミックス形式の46分のアルバムをDropboxリンクで届けるというサプライズで世界中を驚かせ、


翌4月2日に各音楽サブスクリプションで正式にアルバムがリリースされるという流れに。今作は年末より彼がSNSで「インデペンデントとしてやっていく」と発信し予告していた通り、15年所属していたメジャー・レーベル=アトランティック・レコードと自身のOWSLAからの最後の契約作品となる。


アルバムはメールで送られたものと同じ34曲入り合計46分。プロデューサーのDJ SmokeyとTrap-A-Holicsミックステープシリーズのホストとして知られるShadoe Hazeが作品内でナレーションを務めるシームレスなミックス形式の作品となっており、ブロステップやトラップなどSkrillexの初期を思わせる原点回帰なヘビーベース・サウンド、テクノやドラムンベースなど数多くのスタイルの楽曲が収録。

それもそのはず、例えば「Volatge」や「SAN DIEGO VIP 」は2012年にリリースが予定されていたが、データを収めたハードディスクが盗まれキャンセルされていたアルバムからの楽曲であった。




また「BABY ROYAL」はTravis Scott「Sicko Mode」の、「HOLD ON」はKendrick Lamar「HUMBLE」のリミックスの雛形だったもの。Jokerらとの「TEARS LOST DROP」は2023年のアルバム『Quest for Fire』収録曲「Tears」のFlip(フリップ:独自のリミックス)バージョン、そしてIsoxoも参加した「ANDY」は、DJ Khaled「Top Off」、Brandy「U Don’t Know Me (Like U Used To)」をサンプリングしていたりと、過去の未発表や現場でしかプレイして来なかった楽曲も多く収録されている。





また今作は数多くのコラボレーションが行われているのも大きな特徴だろう。Boys Noize、100gecsのDylan Bradyとのハイパーテクノ「ZEET NOISE」、Virtual Riot、そして「Talk To Me」でもコラボし、マイアミULTRAにもステージゲストとして出演したNaishaことNakeeshaやG Jones、Wuki、Space Lacesも参加。さらに珍しいところではSigur RósのJónsi、電子音楽家のVarg2。「KORABU」では近年のプロダクション面における盟友Fred again..、PARISI、さらにJamesjamesjamesなど、大物から新鋭まで実に幅広い。



2023年に同時リリースした『Quest for Fire』と『Don’t Get Too Close』でおよそ10年ぶりにアルバム単位でのクリエイティビティの才能を見せつけたSkrillex。その年のコーチェラではFrank Oceanの代役でFour Tet、Fred again..と奇跡のヘッドライナーショーを務め、Ahadadream、Hamdiといった新進気鋭のプロデューサーとのコラボ。またFour TetやChampion、Loco Diceらとジャンルを超えた交友を魅せてくれた。

そんなSkrillexは先日のマイアミULTRAでのフルセット動画をアップしたばかり。


さらに5月には5時間にも及ぶコロラド・レッド ロックス野外劇場での単独公演も発表し、その進化と話題性を止めることはなさそうだ。