NEW RELEASE

メロディック・ベース次世代旗手pluko、新曲「REACHING4U」3/13・14東京大阪で初来日

pluko - REACHING4U

アメリカ出身のプロデューサー/DJ、plukoがニューシングル「REACHING4U」をリリースした。



今作は、ここ数年の彼の作品に通底する“エモーショナルなベースミュージック”の感覚を引き継ぎながら、より瞬発力とスピード感を強めた1曲。短い尺の中に高密度な感情の起伏が詰め込まれている。エレクトロニカ/ベースミュージックを軸にしながらも、フロアでも機能するビート感、エモーショナルなギターの音色とメロディを取り入れ、切迫感のあるテンポとメロディの余韻が交差するスタイルは、近年のインターネット世代以降のエレクトロニックミュージックを象徴する1曲と言える。


plukoの音楽の魅力は、ベースミュージックのエネルギーとポップなメロディ感覚、そして内省的な感情表現が同時に存在している点にある。今回もただ激しいだけのトラックではない。疾走感のあるビートの裏側に、焦燥や高揚、切なさといった感情が折り重なり、鋭い音像の中にもどこか感情的な質感を感じさせる。まさに、新世代の感情そのものを音にしたような空気を作り出している。

今回のリリースは、plukoが2024〜2025年にかけて展開してきた「OXY TRILOGY」という3部作ミックステープシリーズの流れを受けた、新たな章の幕開けとも言える。全21曲からなるこの大規模プロジェクトを経てリリースされた今作は、作品ごとに色を変えながらも、“踊らせる”ことと“感情を揺らす”ことを同時に成立させてきた彼にとって、新たなフェーズの始まりを感じさせる。


plukoことSam Martinsenは、ペンシルベニア州の小さな町ホリデーズバーグ出身。10代の頃から音楽制作を始め、SoundCloud世代のプロデューサーとして早くから注目を集めた。キャリアの大きな転機となったのは、ODESZAが主宰する『Foreign Family Collective』からのリリースだった。


その後はフェスティバルやツアーを通じて存在感を広げ、Red RocksやElectric Forest、さらにはCoachellaやUltraといった大型舞台も経験。若手ベース系プロデューサーの中でも、ネット発の新鋭では終わらない独自のポジションを築いてきた。初期のキャリアには、まだ年齢的にクラブ会場へ自由に入れなかった時期もあり、まさに“ベッドルームから世界へ”を地で行くような歩みだったことも印象的だ。


作品面でも着実にキャリアを更新している。アルバム『COLOR BLIND』ではポップとベースミュージックの融合を鮮やかに提示し、その後の作品群ではより内面的な表現へと踏み込んだ。近年の『OXY』では、これまでのカラフルなサウンドからさらに一歩進み、自身の感情や空気感をより深く掘り下げたモードへと移行。plukoは単なる“フェス向きのプロデューサー”ではなく、作品ごとに自分の表現を更新していくタイプのアーティストでもある。

また彼のキャリアが興味深いのは、コラボレーションの広さだ。これまでにMarshmello、Louis The Child、Duckwrth、Disco Lines、Juelz、Devault、Daniel Allan、Laszewoらと作品を発表しており、シーンの異なるアーティストたちと自然に交差してきた。さらにplukoはリミキサーとしても評価が高く、Tychoの「Skate」やHayden Jamesの「NUMB」といった楽曲を再構築。原曲の空気感を保ちながら自分のサウンドへと変換する手腕も高く評価されてきた。自分の曲だけでなく、他者の楽曲にも新しい輪郭を与えられる点は、プロデューサーとしての大きな強みだ。



加えて、plukoの特徴として見逃せないのがビジュアル面のセルフディレクションだ。ミュージックビデオやアートワークにも自ら関わることが多く、音楽だけでなく世界観全体を自分の手でコントロールするクリエイター型アーティストでもある。SoundCloud時代の若きプロデューサーが、音楽、ビジュアル、ライブパフォーマンスを横断する存在へと成長してきた。


そして日本のリスナーにとって大きなニュースとなるのが、2026年3月に予定されている初来日公演だ。

今回のツアーを企画するHEAVEN’S GATEは、東京を拠点に活動するイベント/クリエイティブコレクティブ。“メロディック”を軸に国内外アーティストの招聘やツアー企画を通じて、日本と海外の次世代シーンを繋ぎながら、メロディックカルチャーの拡張とコミュニティ形成を目指している。2周年を記念したアニバーサリー企画では、第1弾としてNinajirachiのジャパンツアーを開催し、大きな盛り上がりを見せたばかり。そして第2弾として、US発の次世代シーンを牽引するplukoのジャパンツアーが実現する。「REACHING4U」がリリースされたこのタイミングでの初来日は、彼の現在をもっとも生々しく体感できる貴重な機会になりそうだ。

イベント詳細:

3月13日 CIRCUS TOKYO
チケット:https://hg-pluko-okyo.peatix.com

3月14日 CIRCUS OSAKA
チケット:https://hg-pluko-saka.peatix.com/