Oliver Heldens, Julia Church
NEW RELEASE

Oliver Heldens × Julia Church、今夏を彩るエモーショナル・メロディック・ハウスを発表

Oliver Heldens, Julia Church - Ruins

オランダのDJ/プロデューサー Oliver Heldens (オリバー・ヘルデンズ)が、UKのシンガーJulia Church (ジュリア・チャーチ)とタッグを組み、新曲「Ruins」をリリースした。



今作は、Oliver Heldensの洗練されたプロダクションとJulia Churchの繊細かつ力強いボーカルが見事に融合したメロディック・ハウスとなっており、Oliverのこれまでのフェスティバル向けのエネルギッシュな作風とは対照的に、今作では控えめでありながらも奥行きのあるサウンドスケープを描いている。ビートとシンセが波打つようにシンクロし、フックではJuliaの存在感ある歌声とピアノリフが、フロアにエモーショナルな没入感をもたらす。また「感情の崩壊と再生」をテーマにした歌詞は、Juliaの歌声とともに派手な演出を避けつつ、内省的な雰囲気と感情に寄り添い、日常生活のサウンドトラックとしても機能している。


彼は、この楽曲について「彼女から最初のデモを受け取ったとき、すぐに心を打たれました。この曲を大きなダンスアンセムに仕上げたいと思い、ピアノやトランス風のリードシンセ、大きなベースライン、そしてJuliaの感情豊かなボーカルを取り入れました。結果として現代的なダンスヒットでありながら、時代を超えた感覚を持つ楽曲に仕上がったことを嬉しく思います。」と語っている。

Oliver Heldensは、2010年代のEDMムーヴメントの中で若くして頭角を表し、「Future House」の第一人者となった。また親の影響から受けたダンス・クラシックスなどからの引用やオマージュも印象的で、若いヘッズから1990,2000年代にダンスミュージックに慣れ親しんだ世代にまで幅広くリーチし、これまでに4億回以上のストリーミング再生を記録。また近年はテクノに傾倒した「HI-LO」名義でも人気を集めており、Tomorrowland、Ultra、EDC、Glastonbury、Lollapaloozaなど世界中の主要フェスティバルでのヘッドライナーも務めてきた。



また彼は、David GuettaやTiestoといったEDMレジェンドから、Nile Rodgers、Kylie Minogueといったポップ界のアイコンまで、ジャンルを越えた幅広いアーティストとコラボレーションを重ね、ポップ・チャートとアンダーグラウンドの信頼性を兼ね備えたアーティストとして認知されている。



Julia Churchは、John Summit、Diplo、Kaskade、Wilkinson、Armin Van Buurenなど、数多くの著名DJ達とのコラボレーションを通じてダンス・ミュージック界でも最も人気のボーカリストの一人となっている。特にJohn Summit & Sub Focusとの「Go Back」は、メロディック・ハウスとドラムンベースをシームレスに融合させた2024年の代表的ヒットのひとつとして知られる。



今夏、Oliver HeldensはTomorrowlandやParookavilleといったフェスをはじめ、IBIZAのPacha、Ushuaiaなど多数のイベントでプレイ予定。彼のポップとダンスの絶妙なバランス感、そしてJulia Churchの象徴的で感情豊かなヴォーカルの融合は、彼のセットにおいても今年の夏のメロディック・ハウスを代表する1曲になるだろう。