
- NEW RELEASE
Fred again..、Caribou & Floating Pointsとのコラボ2曲を同時リリース、Daft Punkとの歴史的B2Bを経て次章へ
Fred again.., Caribou / Floating Points – Facilita / Ambery

Fred again.., CA7RIEL & Paco Amoroso - Beto’s Horns
UKのプロデューサー Fred again..(フレッド・アゲイン..) が、アルゼンチンのデュオ CA7RIEL & Paco Amoroso(カトリエル & パコ・アモロソ) とコラボレーションした最新作「Beto’s Horns」をリリースした。
日本よ、ありがとう.
— Ezra Collective (@EzraCollective) August 7, 2025
Japan, thank you.
🎥 @fujirock_jp
📸 @TJonBASS | Hachi Ooshio | Hiroshima Yamaguchi @Billboard_JAPAN pic.twitter.com/rs4skHtixg
タイトル通り、楽曲の核を成すのはブラスの炸裂音。リフレインするファンキーなホーンが、Fred印のUKグルーヴと融合し、跳ねるパーカッションとアグレッシブなベースが絡み合いながら躍動する。観客のリアルな歓声が溶け込み、カーニバルとレイヴが交差するような高揚感を生み出している。中盤以降はスピードを増すビルドアップから一転、スロウダウンしたヘヴィなドロップへ展開し、トリッキーで爆発力のある構成がフロアの熱狂を容易に想像させる。一方、Ezra Collective によるリミックスでは、ライブ・ジャズ的な即興性が炸裂。生演奏のドラムとパーカッションが原曲のラテン的エネルギーをよりプリミティブに描き出している。
MVはパリの「Le Grand Café Bataclan」で撮影され、Fred自身が「彼らが観客の中に飛び込む瞬間をカメラで追った」と語る。撮影を決めたのは公演のわずか数時間前。本人は「史上最高であり最悪のアイデアだった」と笑いつつも、群衆の中でカメラを落とさずに撮影をやり遂げたという。彼は熱狂の渦の中で二人を「僕らとは違う次元の現実に生きる、新しいフォーマットの人間だ」と評し、「書けて、歌えて、プロデュースできて、さらにぶっ飛べる人たち」とSNS上でも称賛。コラボレーションを超えたリスペクトが、この作品全体を包み込んでいる。
AL POGO CON ELLOS @fredagainagain1 y Ca7riel y Paco Amoroso se unen en una collab INCREÍBLE: "Beto's Horns" está out now en todos lados.
— Warner Music 🇦🇷 ⭐⭐⭐ (@WarnerMusicArg) November 7, 2025
🗃️¿La data? El video oficial que ya podés ver en YouTube tiene tomas realizadas por el mismo Fred, que estaba entre el público del último show… pic.twitter.com/fy45TOJCEq
本作は、Fredが展開する“無限に進化し続けるUSBアルバム”シリーズ『USB002』のキートラックとして各メディアから高く評価されている。これまで Amyl & The Sniffers、Danny Brown, BEAM & PARISI、Skin On Skin、Caribou、Floating Points、KETTAMA & Shady Nasty、Sammy Virji & Reggie など、バンドからラッパー、クラブ・シーンの重要人物まで幅広いアーティストと共演を重ねてきたが、今作はその流れを受け継ぐ“USB002”フェーズを象徴する一曲となった。
現在進行中の“USB002”は、10週で10曲を発表し、10都市で10公演を行う壮大なプロジェクト。先々週のダブリン公演を経て、ツアーはいよいよ折り返し地点に到達し、Fredは週末の投稿で「WEEK 6〜10は北米編に突入」と発表。第6週となる今週末は、カナダ・トロントでの開催となる。
トロント公演は“USB002”北米編の開幕戦として特別な意味を持つ。Fredは今回の公演で、トロントを拠点に活動するプロデューサー Loukeman とその仲間たちを迎えることを明かし、「ルークマンのスコシアバンク・アリーナでのセットが最高すぎて、彼に“トロントの仲間を全員連れてきてほしい”と頼んだ」とコメント。現地アーティストやローカル・シーンへのリスペクトを惜しみなく表している。




