SIDEPIECE、新世代テックハウスで甦る – 2000年代ダンスポップ・クラシックが最新クラブ仕様に

グラミー賞ノミネート経験を持つハウス／テックハウス・デュオ SIDEPIECE が、新曲「CRY FOR YOU (2025)」をリリースした。2000年代を代表するダンスポップ・クラシックを、現行テックハウスのピークタイム仕様へとアップデートした注目作だ。

SIDEPIECEは、Party Favor（Dylan Ragland）とNitti Gritti（Ricky Mears）によるデュオ。2019年、ハウス愛を共有するプロジェクトとして結成したこのユニットは、Diploとのコラボ「On My Mind」で一躍ブレイク。グラミー賞・最優秀ダンスレコーディング部門にノミネートされ、12か国でプラチナ／ゴールド認定を獲得した。以降もグルーヴィーなベースライン、キャッチーなヴォーカルフック、そしてクラブ直結のビートを武器にヒットを連発し、2025年には「Cash Out」がクラブアンセムとして世界中のフロアを席巻。ヒップホップとのクロスオーバー感を強めたアプローチでも存在感を示している。


・SIDEPIECE & BOBBY SHMURDA – CASH OUT

そんなSIDEPIECEが手掛けた新曲は、2006年にリリースされ世界的ヒットとなった September「Cry For You」 のリメイク。オリジナルの象徴的なシンセとPetra Marklundによる切ないヴォーカルを軸に、テックハウス特有の4つ打ちビートで現行フロア仕様へ進化させている。ミニマルながら推進力のあるキックと鋭いハイハットが生み出すグルーヴに、象徴的なメロディが現代的な輝きをまとって蘇る。TiëstoやJohn SummitらトップDJのセットで今夏のフェスを席巻してきたキラーチューンが、ついに公式リリースとなった。

・September – Cry For You

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SIDEPIECEはリリースに際し次のようにコメントしている。
「僕たちは元々このオリジナルの大ファンで、自分たちのセットとサウンドに合ったバージョンを作りたかった。単なるリワークとして始まったものが、瞬く間にショーのハイライトになったんだ。何十年経ってもこのボーカルは新しい世代に響き続けている。ついにみんなに届けられることが本当にうれしい。」