NEW RELEASE

PEEKABOO、Skrillex、Flowdan、Fireboy DML集結 – ダブステップ×グライムが激突する重量級チューン

PEEKABOO, Skrillex, Flowdan, Fireboy DML - 6 Million

ベースミュージック・シーンの最前線を走り続けるPEEKABOOが、Skrillex、Flowdanと再びタッグを組んだ新曲「6 Million」をリリースした。


PEEKABOOは、アメリカ・ロサンゼルス拠点のDJ/プロデューサーで、ヘヴィなダブステップと音色や質感の作り込みを極限まで突き詰めたベースミュージックを軸に独自のポジションを確立してきた。Skrillexとも早くから関係を築き、「Hydrate」「BADDERS」といった強力なコラボレーションで世界的な注目を集めている。クラブからフェスのメインステージまでを一気に掌握するDJスタイルを武器に、ベースミュージック・シーンにおける存在感を着実に高めてきた。


Skrillexは、常にダンスミュージックの中心を走り続けてきたDJ/プロデューサー。2010年の「Scary Monsters and Nice Sprites」はブロステップの方向性を決定づけたアンセムとして知られ、以降のシーンに計り知れない影響を与えてきた。その後もヒットとジャンル越境を繰り返し、今年4月にはダブステップ回帰を示す全34曲入りの大作アルバム『F*ck U Skrillex You Think Ur Andy Warhol But Ur Not! <3』を発表。さらに11月にはEP『hit me where it hurts x』もリリースし、その動きはなおも加速を続けている。


FlowdanはUKグライム界の重鎮。第66回グラミー賞では「Rumble」で最優秀ダンス/エレクトロニック・レコーディング賞を受賞した。低く太い声質と圧倒的な存在感は唯一無二で、どんなトラックの上でも即座に緊張感と空気を作り出す存在だ。


Fireboy DMLはナイジェリア出身のシンガーソングライターで、Afrobeatsシーンのトップを走るアーティスト。アフリカ発ポップスの次代を象徴する存在として評価を固めており、今回のようなベースミュージック寄りの作品でも、その存在感は際立っている。



新曲「6 Million」は、ダブステップのエネルギーとグライムの荒々しさが激突するベースチューン。PEEKABOOは、「Hydrate」「BADDERS」を共に手がけたSkrillex、Flowdanと再びタッグを組み、PEEKABOOとSkrillexは凶悪なサウンドデザインで楽曲を牽引、Flowdanは揺るぎない威圧感でラップを叩き込む。一方でFireboy DMLは、対照的に滑らかなメロディを持ち込み、冷酷なビートの上に光を差し込む役割を担う。このコントラストが楽曲にスケール感とドラマ性を与えている。

PEEKABOOはリリースに際し、次のようにコメントしている。
「『6 Million』は、『Hydrate』よりも前に、SkrillexとFlowdanと一緒に最初に制作した曲なんだ。Skrillexとアイデアを送り合っているうちにメロディが自然と生まれて、そこからロンドンで全員が集まって仕上げた。この曲は“カルチャーのため”の一曲だ」


PEEKABOOは2026年1月23日にセカンド・アルバム『Are We Dreaming?』をリリース予定。本作「6 Million」も同アルバムに収録予定となっている。