Eli Brown, Anna Reusch Official Photo
NEW RELEASE

Eli Brown、新たな一面を刻むメロディックなクロージング・アンセム解禁

Eli Brown & Anna Reusch - Done Searching

テクノ~テックハウスの最前線を駆け抜けるEli Brownが、ドイツのDJ/プロデューサーAnna Reuschとタッグを組み、新曲「Done Searching」をリリースした。


Eli Brownはブリストル出身のDJ/プロデューサー。キャリア初期はドラム&ベースに軸を置き、2016年以降ハウス/テクノへ本格的に舵を切った。レイヴカルチャーに根ざしたグリット感と高揚をそのままプロダクションに落とし込むスタイルで頭角を現し、「Be The One」「Diamonds On My Mind」など、いずれもピークタイムを象徴するキラートラックとして定着。近年はUltra Music Festival、Tomorrowland、Creamfieldsなど世界規模のフェスでプレイし、唯一無二のエネルギーを放ち続けている。


一方、Anna Reuschはドイツ出身のDJ/プロデューサー。力強くも温かみのあるグルーヴを特徴に、ハードグルーヴからメロディックな展開まで自在に駆使するプレイスタイルで知られている。


「Done Searching」は、そんな2人による異色のコラボレーションだ。Eli BrownのパワフルなビートとAnna Reuschのエモーショナルなギター&ヴォーカルが交錯し、これまでのEli Brown作品にはなかった“切なさ”と“昂揚”が同居する構成となっている。4つ打ちのキックを軸に、空間を包み込むようなシンセが広がり、聴く者の感情をゆっくりと引き上げていく。ハードでストイックなテクノとは明確に違い、メロディックかつシネマティックなアプローチが新鮮だ。


Anna Reuschはリリースに際し次のようにコメントしている。
「自分の“得意分野”ではないとわかっていながらも、“これは絶対にやり遂げたい”と強く思う瞬間ってありますよね。Done SearchingはまさにEliと私にとってそんな曲でした。偶然から生まれたこのトラックは、Eliの才能によって本格的なメインステージ・バラードへと進化したのです。彼がこの曲をCoachellaやEDC Las Vegasのクロージングでプレイしたとき、圧倒的な反響を受けて確信しました。みんなも私たちと同じように、音楽の多様性を受け入れてくれているんだと。」

実際、Eli BrownのDJセットでは今作が“クロージング・アンセム”として定着しつつある。叙情的なメロディがぶつかり合うこのトラックは、彼のキャリアにおける新章を告げる1曲と言える。

■ Eli Brownライブセット



Eli Brownは今後、Ultra Music FestivalやEDC Thailandといった主要フェスへの出演が控えており、2026年シーズンに向けてさらなる進化が期待される。新たなサウンドスケープを纏った彼の次なるステージから目が離せない。