Barry Can't Swim Official Photo
NEW RELEASE

フジロックで初来日Barry Can’t Swim、待望の2ndアルバムで描く内省と高揚

Barry Can’t Swim - 『Loner』

まもなく開催されるフジロック(7月25日〜27日・新潟 苗場スキー場)で初来日を果たす、UK発・新進気鋭のプロデューサーBarry Can’t Swim(バリー・キャント・スウィム)が、最新アルバム『Loner』をNinja Tuneからリリースした。


Barry Can’t Swimは、スコットランド・エディンバラ出身のDJ/プロデューサー。クラシック音楽とジャズのルーツを持ち、カラフルで陶酔感のあるグルーヴを武器に、グラストンベリーからコーチェラまで満員の観客を魅了してきた。
2023年には、デビューアルバム 『When Will We Land?』 をリリース。 1億回以上のストリーミングを記録し、マーキュリー賞にノミネートされるなど高評価を獲得。Fred again..やDJ Seinfeldといったアーティストからの支持を受け、UKクラブシーンの最前線に立つ存在へと成長した。


2ndアルバム『Loner』は、Barry Can’t Swim自身のここ1年間の心情や経験をありのままに映し出した作品。アルバムタイトルが示す「Loner(孤独な人)」というテーマが全編に繊細に織り込まれ、内省的でありながらも、聴く者の心を温かく包み込むようなサウンドスケープを描き出している。

オープニングトラック「The Person You’d Like To Be」は、本作のトーンを決定づける1曲。スリリングなサイレンとポストパンクの要素を取り入れたサウンドが、語りとともに内省的な情景を浮かび上がらせる。



続く「Different」は、Barry Can’t Swimの持ち味であるエモーショナルなメロディ、緻密なビート、そして心を揺さぶるグルーヴが詰まった1曲。カットアップされたブレイクビーツに鋭く響くシンセ、不安げなヴォーカル、そしてヘビーなベースラインが絡み合い、緊張感と高揚感が共存するサウンドに仕上がっている。



盟友O’Flynnと共作した「Kimpton」は、明るくポジティブなエネルギーと優しいメランコリーの狭間を行き来する、アルバム収録曲の中でも初期に完成した楽曲のひとつ。あたたかなピアノのリフにやさしく包み込まれるようなサウンドは、屋外の開放的な空間で聴けば、なお一層心地よく響くだろう。



「About To Begin」は、アルバムの中で最もダンサブルで直感的なグルーヴを持つトラックのひとつ。90年代のノスタルジックなサウンドに疾走感あふれるビートが絡み合い、フロア映え抜群の高揚感に満ちた仕上がりとなっている。



そして、アルバムのラストを飾るのは「Wandering Mt. Moon」。全編を通して最もアンビエント色の強い1曲であり、浮遊感と壮大さが交錯しながら、アルバムの余韻を美しく締めくくっている。



Barry Can’t Swimはフジロック2025への出演が決定しており、7月26日(土)19:50~20:50、WHITE STAGEに登場予定。これまで行ったヘッドライン公演は軒並みソールドアウトを記録しており、快進撃を続ける彼のライブパフォーマンスを生で体感できる貴重な機会となる。



【FUJI ROCK FESTIVAL ’25】
日時:2025年7月25日(金)、26日(土)、27日(日)
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
出演:Fred again..、Four Tet、Barry Can’t Swim、James Blake 他
公式サイト:https://www.fujirockfestival.com
チケット:https://www.fujirockfestival.com/ticket/index