NEW RELEASE

salute、コーチェラで話題沸騰のUKガラージ×アフロビーツ新曲を発表

salute - gbesoke (feat. Peter Xan)

UKマンチェスターを拠点とするDJ/プロデューサーのsaluteが新曲「gbesoke (グベソケ) (feat. Peter Xan)」をリリース。



今作は、saluteにとって2025年最初の新曲。ナイジェリア系英国人で、現在最も注目されるインディー・ロックアーティストの一人Peter Xanをフィーチャーしている。タイトルの「gbesoke (グベソケ)」は、ヨルバ語で“手を挙げて”を意味し、両者が共有するナイジェリアの文化的ルーツが色濃く反映された作品となっている。


アフロビーツのパーカッシブなビートと跳ねるようなリズム、そしてsaluteの代名詞とも言えるUKガラージを融合したプロダクションは、聴く者を本能的にダンスへと誘うプリミティブなエネルギーに満ちている。本人のコメントとともに2025年のCoachellaで初披露され話題を集めたこの曲は、リリースと同時にBBC Radio 1の番組「New Music Show」でHottest Record (今週のイチオシ楽曲)に早くも選ばれている。


saluteは、2024年にリリースしたアルバム『TRUE MAGIC』で、DisclosureやRina Sawayama、日本からなかむらみなみら豪華ゲストを迎え、UKガラージの未来を担う存在として高い評価を獲得。各音楽メディアから絶賛され、同年のベストアルバムのひとつにも選出された。ジャンルを超えたセンスは折り紙付きで、UKガラージにとどまらず、ハウス、インディー・ロック、ポップスといった音楽性も自在に横断。


2025年に入ってからも快進撃は続き、BBC Radio 1’s Dance Awardsの候補に選出され、さらに2年連続でMOBO Awards「Best Electronic/Dance Act」部門にもノミネート。International Music Summit内のBeatport Awardsでは「One To Watch (注目の新人)」にも選出されるなど、その勢いは止まらない。リミックスワークにも精力的で、Basement Jaxxのクラシック「Flylife」、ここ日本を代表する宇多田ヒカルの新曲「Electricity」を新たな解釈で生まれ変わらせた。


saluteは今作についてこう語っている:
「『TRUE MAGIC』の制作中に“gbesoke”の原型は生まれていたけれど、本当にしっくりきたのはアルバムを出した後だった。Peter Xanと僕はどちらもナイジェリアのルーツがあるから、彼のヨルバ語が歌詞にしっかりと現れているのが最高なんだ。“Gbesoke, lo le”は、ざっくり言うと“手を挙げて踊ろう!”っていう掛け声。この曲をシェアできることが本当に楽しみだよ。」

今年のCoachellaでは、ライブセット「TRUE VISION」を披露し、Weekend 1ではBarry Can’t Swim、2manydjsとのB2Bセットを、Weekend 2ではSammy Virji、Interplanetary Criminal、Conducta、Oppidanらとの伝説的なB2Bパフォーマンスで話題をさらった。


この夏はヨーロッパ、北米を巡るツアーを控え、さらなる飛躍が期待される。BBCのインタビューでは、アルバム『TRUE MAGIC』のデラックス版を今夏リリースする予定であることも明かしており、saluteはもはやUKガラージの枠を超えた“グローバル・アクト”としてその地位を確立しつつある。