Morgan Seatree, Sub Focus
NEW RELEASE

Sub Focus x 注目の新鋭 Morgan Seatreeによるレイヴ・ドラムンベースが誕生

Morgan Seatree - Say My Name (Sub Focus Remix)

UKのDJ/プロデューサーMorgan Seatree「Say My Name」のSub Focusによるリミックスが発表された。



原曲は昨年末にリリースされ、UKシングル・チャート入りも果たしたマンチェスターを拠点とするMorgan Seatreeによるレイヴ・リバイバルな1曲。


「もしもFlorence + The Machineの壮大なアンセムがレイヴ・ハウスと出会ったら?」そんな妄想を、エレクトロ・ポップとオールドスクールなレイヴ・グルーヴで融合させクラブバンガーに仕上た。この曲はたちまち発売前から話題を集め、Marlon HoffstadtやSonny Fodera、Swedish House Mafiaによってサポートされ、Swedish House Mafiaに至っては彼らのAlicia Keysとのコラボ曲「Finally」でリミキサーに起用している。


そんなヒット曲をドラムンベース・シーンの重鎮 Sub Focusが原曲のレイヴィーさはそのままに、さらなるエナジーを加え疾走感とフロアでの破壊力溢れるバージョンに仕上げた。

原曲をさらに辿ると2011年のインディー・ロックバンドFlorence + The Machineの「Spectrum (Say My Name」が元ネタで、2012年にはCalvin Harrisによってハウス・リミックスされ大ヒットを記録。Calvinが同年リリースし、EDMシーンの中でも存在感を確立したアルバム『18 Months』でもヴォーカルのFlorence Welchをフィーチャーした「Sweet Nothing」がヒットを記録している。



Morgan Seatreeは、2024年Clooneeの「Sippin’ Yak」のリミックスが評価され、同年Dom Dollaがコーチェラ・フェスでプレイするなどで大きなバズを集めた新鋭だ。また彼は音楽プロデューサーとしてだけでなく次世代のアーティスト支援にも力を注ぐ存在として、主宰イベント/ブランド「Unfussy」を先導している。


そしてSub Focusは現行ドラムンベース・シーンの中心的存在で、2003年にRAM RecordsのAndy Cに見出されて以降、ドラムンベースのみならずダブステップやハウスなど多様なジャンルを横断し、2007年の自身の名を冠したデビューアルバムからの「Rock It / Follow the Light 」はUKシングル・チャートのトップ40にランクイン。2020年にはWilkinsonとのコラボレーション・アルバム『Portals』を発表し、2023年の3枚目のアルバム『Evolve』は今をときめくDimensionとの「Ready to Fly」などがヒットし、その年のドラムン・ベース・アリーナ・アワードで「最優秀アルバム賞」を受賞した。また2015年のULTRA JAPANや、2020年にはWOMBに来日し、ここ日本でも人気を集めている。



レイヴ・リバイバルが盛り上がる中、Morgan Seatreeの注目度はますます上がり、今年に入ってからは春夏で世界中を巡る大型ツアーを決行中。今後の活躍に期待がかかる。