Photo by Eats Everything’s Instagram
NEW RELEASE

Eats Everything 豪華ゲストと共にレイヴの歴史と未来を繋ぐアルバムをリリース

Eats Everything - 『We Lost Ourselves and Found A Family』

UKダンスミュージックシーンの象徴的存在・Eats Everything(イーツ・エブリシング) が、Kerri Chandler、Goldie、MJ Cole、Chris Lorenzoら豪華ゲストを迎えたNEWアルバム 『We Lost Ourselves And Found A Family』 をリリース。


Eats EverythingことDaniel Pearceは、1980年生まれの44歳。12歳でエレクトロニック・ミュージックに興味を持ち、1996年にDJデビュー。2011年、Catz’n Dogzのレーベル・Pets Recordingsからリリースしたデビュートラック「Entrance Song」が、Carl CoxやJamie Jones、Pete TongらトップDJのサポートを受け、一躍シーンに躍り出る。以降も、Ron Costaの「Gez Uri」 と Tiga & Audionの「Let’s Go Dancing」 をマッシュアップした「Dancing (Again!)」や、Fatboy Slimとのコラボ「All The Ladies」 など、話題作を次々とリリース。現在もUKダンスミュージックの最前線で活躍し続けている。


そんなEats Everythingが贈る最新アルバム 『We Lost Ourselves And Found A Family』 は、レイヴカルチャーの過去・現在・未来を讃える壮大なトリビュート作品。オールドスクールレイヴ、UKガラージ、クラシックハウス、レトロファンク、テクノなど、クラブミュージックのあらゆる要素が凝縮された、まさに彼の音楽人生を詰め込んだようなアルバムとなっている。

アルバムの幕開けを飾るのは、ハウスとゴスペルの要素をシームレスにブレンドしたShermanologyとのエネルギッシュなトラック「Tell You What It Is」。グルーヴィーなサウンドがアルバムへの期待感を高める。
タイトルトラック「We Lost Ourselves And Found A Family」では、ジャングル界のレジェンドGoldieをフィーチャー。レフトフィールドなベースが揺れ動く中、90年代のレイヴシーンの精神を詩的に語る、叙情的かつ実験的な一曲だ。
続く「One Call」は、UKガラージの巨匠・MJ Coleとのソウルフルなナンバー。R&Bのエッセンスも感じられ、洗練された美しいメロディが際立つトラックとなっている。
「The Sanctuary」は、UKの伝説的クラブ“The Sanctuary”へのオマージュとして制作された、オールドスクールなエネルギー溢れるレイヴ・アンセム。ウェアハウスパーティーの混沌と熱狂をそのまま閉じ込めたような楽曲だ。
「The Deeper」は、ハウス界のレジェンドKerri Chandlerを迎えたディープハウスナンバー。シルキーなグルーヴとあたたかみのあるベースラインが調和し、極上のサウンドを生み出している。
アルバム後半にはポジティブなエネルギーに満ちた楽曲もラインナップ。Stevie Appletonとの「Happy People」は、ピアノの旋律と甘美なヴォーカル、疾走感のあるハウスサウンドが、フロアを一瞬で包み込む。
全17曲が収録され、ジャンルの枠を超えた多彩なサウンドが詰まった傑作アルバムとなっている。


■ アルバム収録楽曲「Side By Side」に関する記事はこちら



アルバムリリースに際し、Eats Everythingは次のようにコメントしている。
「このアルバムは、僕がこれまで経験してきたダンスミュージックのすべてを凝縮したもの。ドラムンベースからブギーまで、フロア向けの曲もあれば、そうでない曲もある。美しくて感動的な瞬間もあれば、アグレッシブな要素もある。レジェンドたちとのコラボが実現したことが本当に嬉しい。制作には時間がかかったし、山あり谷ありだったけど、本当に愛を込めて作った作品なんだ。」

Eats Everythingは、UKのビッグフェスCreamfields 2025への出演が決定。今後も精力的にツアーを展開する予定で、さらなる活躍が期待される。
(そのほか詳しいツアー日程は公式HP:https://www.eatseverything.com/events へ)