覆面 Malaa 年初めは北米ツアーとアルバム2作同時リリース

フランス出身の覆面DJ/プロデューサーMalaa（マーラー）が別名義・Malaa (Alter Ego)と併せて、異なるコンセプトのアルバムを2枚同時リリース。
2015年のデビュー以来、謎に包まれたキャラクターとGhetto House〜Bass Houseシーンで確かな存在感を示してきたMalaaが、“二面性“というテーマに挑み、キャリアの新たなステージに突入した。

『All In』は、深みのあるメロディアスなサウンドとダンスフロア向けの楽曲が融合した、ハウスミュージックアルバム。
タイトルチューンは「Birthday Sex」などのヒット作で知られるR&B界のスター・Jeremih（ジェレマイ）との異色のコラボレーションとなっている。また、Malaaらしいエネルギッシュな楽曲も収録されており、Baby Keemの「vent」のフレーズが使用された「Face Off」は キャッチーなヴォーカルフレーズとパワフルなベースドロップが堪らない1曲となっている。



一方の『Blackout』は、2024年10月に始まったプロジェクト・Malaa (Alter Ego)のデビューアルバム。ハードでエッジの効いたテクノ〜ドラムンベースが収録されている。
オランダのダンスホールアーティスト・Kalibwoyをフィーチャーした「Simiya」をはじめ、ダークで実験的なサウンドがラインナップされている。なお「Simiya」は、2024年4月に行われたMalaaの来日公演でリリースに先駆けて披露されていた。
それぞれのアルバムには8曲が収録され、音楽性の広さを感じさせる多彩な楽曲が揃っている。


アルバムリリースの1週間前には故郷・パリで、ダブルセットでのアルバムリリースパーティーが行われたが、会場は熱狂の渦に包まれ、プレミアムな一夜となった。

 

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Malaaはアルバムリリース日に合わせて行われるNY・ブルックリン公演を皮切りに、北米ツアーをスタートさせる。今年でデビュー10周年を迎えるMalaaに今後も注目したい。
(詳しいツアー日程、チケットなどはMalaaの公式HP：https://www.malaa.fr へ)




■ アルバム『Blackout』収録楽曲「Psycho」の記事はこちら



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