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MalaaがZEROTOKYOに登場、来日公演レポート

約8年ぶりとなるファン待望の来日公演が実現

フランス出身の覆面DJ/プロデューサーMalaaの約8年ぶりとなる来日公演が4月28日(日)ZEROTOKYOで行われた。


Malaaは2015年、目出し帽を被った謎めいた人物像でシーンに登場。翌年、TchamiのレーベルConfessionと契約し「Notorious」のリリースで注目を集めた。
今年の3月にはTchamiとのアルバム「Veni Vidi Vici」をリリース。
(アルバムに関する記事はこちらから)
現在プーケット、バンコク、東京、北京を巡るアジアツアーを行っている。

編集部も来日公演を観覧。ここでは当日のレポートをお届けする。

GW期間中の4月28日(日)、大勢の観客が見守る中、午前2時からDJプレイがスタート。
初期の作品から最新作まで自身の楽曲を満遍なく披露し、Ghetto House〜Bass House〜Tech Houseなどのジャンルを中心に、身体にズシンと響くような重低音とダークなサウンドで観客を魅了した。

緩急をつけたプレイも魅力的で、中盤では「Outcast」で少しBPMを落としたのちにヒット曲「Made In France」を投下。フロアのボルテージを上げていった。



また、Herb Alpertの名曲「Rise」から「Rise」をサンプリングした「Notrious B.I.G. – Hypnotize」に行き、自身のヒット曲「Notorious」に繋ぐプレイも披露し会場を盛り上げた。



ヒット曲でMalaaのDJセットでもおなじみの「DJ Snake & Malaa – Ring The Alarm (Habstrakt Remix)」も披露。

さらに、フロアのエネルギーをそのままにドラムンベース楽曲もプレイし、観客を驚かせた。

3月にリリースされたTchamiとの最新アルバム「Veni Vidi Vici」からも「When The Beat Bang」や「Like This」を披露。


最後は観客の「One More Song!」というアンコールの声に答えて「HELL」を披露し約90分間のプレイを終えた。


Malaaは4月30日と5月1日に北京公演を行うほか、10月にはTomorrowland Brazilへの出演が決定している。また、ソロ活動と並行してTchamiとのプロジェクト「No Redemption」での公演も複数行う予定となっていて、今後の活躍から目が離せない。