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音楽配信プラットフォーム“SoundCloud”新規EC事業を立ち上げ

アーティストとファンをつなぐ新たなグッズ販売プラットフォーム

音楽配信プラットフォーム・SoundCloudが、新たなグッズ販売プラットフォーム「SoundCloud Store」を発表。

このサービスは、アーティストに限定アイテムの制作・販売の機会を提供し、ファンとの直接的なつながりを強化することを目指している。


「SoundCloud Store」では、アーティストが自分たちのオリジナルグッズをデザインし、ファンに向けて販売することが可能。SoundCloudは、デザインの試作品作成やグッズの製造、出荷、SNSマーケティングを担当し、アーティストから手数料を取らずに利益の100%を還元予定。現時点では、このSoundCloud Storeを利用できるのは、プロ向けの有料サブスクリプションプランである「Next Pro」のアーティストのみとなる。

このプラットフォームでは、アーティストの限定グッズに加えて、SoundCloudのロゴやデザインをあしらったTシャツやパーカー、帽子なども販売される。


SoundCloudのCEO、Eliah Setonは、次のようにコメントしている。
「熱心なファンがアーティストを支え、そのためにお金を払うことは、音楽業界では昔からある重要な役割だ。例えば、グッズやライブイベントなどがその典型。実際、ダウンロード販売の時代でも、全体の収益の80%は、特に熱心な20%のファンが生み出している。」