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アーティストとファンを直接つなぐ新サービス
過剰なスマホ撮影に対して不満を抱えているナイトクラブやアーティスト達をサポートする
ロンドン企業Covertが提案する新技術「Drop Highlight」は、会場でのスマホ撮影を抑制し、スマホのない時代のダンスフロアの熱気を取り戻すための新プロジェクト。
Drop Highlightの仕組み
1.会場入り口で来場者がDrop HighlightのQRコードが刻まれたリストバンドを受け取る
2.専門のカメラマンが夜通しイベントを撮影し、専用のクラウドにアップロードする
3.翌朝、来場者は自分のQRコードをスキャンしてクラウドにアクセスし、ビデオをダウンロードできる
Covertはスマホの使用を制限することで、よりリアルなナイトクラブ体験ができることを目指し、過剰なスマホ撮影に対して不満を抱えているナイトクラブやアーティスト達をサポートする。
昨年、James HypeとMEDUZAは自らのイベントにスマホ使用禁止のルールを設け、その際にEDM.comに以下のように述べた。
「ミュージシャンやパフォーマーは、観客をカメラのレンズ越しに見るのではなく、自分の目で見ることが好きだ。カメラはアーティストと観客のつながりを妨げることがある。」
Covertは、ロンドンを拠点とするハウスミュージックイベント会社であるRhythm Horizonsと提携し、2023年12月に実証実験を試みた。店内に「撮影禁止」という注意書きを掲示し、入り口スタッフからもその旨を伝えた結果、95%の参加者がそれに従った。
Rhythm Horizonsはこの提携を延長し、「Drop Highlight」を2024年のイベントに導入することを約束した。