ロンドンを拠点に活動するデュオJoy (Anonymous)が、シンガーソングライターのTamaraebiを迎えた新曲「JOY (Nobody Ever) 7” mix」をリリースした。
Joy (Anonymous)は、Henry CounsellとLouis Curranから成るロンドン拠点のエレクトロニック・デュオ。ハウスやUKガラージ、ブレイクビーツをベースにしながらも、ローファイな質感や素朴なボーカルを取り込んだ温度感のあるサウンドを武器に、フロア感覚とポップの親しみやすさを併せ持つスタイルで、独自の存在感を放ってきた。Henry CounsellはかつてFred again..とルームメイトとして生活を共にしており、Fred again..とのコラボレーションやツアー帯同を通じて注目度を一気に高め、2025年にはフジロックで初来日を果たしている。
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対するTamaraebiは、ナイジェリア出身でロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター。R&Bやソウル、ポップをシームレスに横断し、ナチュラルな歌声とソウルフルかつモダンな表現、そして美しく伸びやかなファルセットを大きな武器としている。
今回の「JOY (Nobody Ever)」では、Tamaraebiが自宅の庭でキーボードを弾きながら歌ったテイクがほぼそのまま使用されている。ピッチ補正や細かな編集を施さず、呼吸や揺らぎを含んだボーカルを前面に出すことで、クラブトラックでありながらも極めてパーソナルな感触を宿した作品へと仕上がっている。UKクラブミュージックに“人間味”を持ち込むJoy (Anonymous)のスタンスが強く反映された一曲だ。そうしたナチュラルな歌声をやさしく包み込むように、あたたかなシンセとミニマルなビートが寄り添う。UKガラージ由来のスウィング感がほんのりと漂い、ローリングするベースラインが楽曲全体のグルーヴを支えている。
本作には、Fred again..が共同プロデューサーとして参加。Fred特有の「日常の断片をエモーショナルなビートへ変える」アプローチと、Joy (Anonymous)の持つ多幸感に満ちたコードワークが心地よく重なっている。
Joy (Anonymous)は本作について、「まるでずっと前からそこにあった曲のように感じられるところがたまらなく好きなんだ。予期せず出会う愛への、どこかノスタルジックな感情が、Tamaraebiの胸の奥からまっすぐに響いてくる。Tamaraebiにたくさんの愛を。真の“Joy”ウォリアーだ。」とコメントしている。
また、Joy (Anonymous)はインタビューの中で新作アルバムの制作にも取り組んでいることを明かしており、今後のリリース動向にも注目が集まる。
■ Joy (Anonymous)のインタビュー記事はこちら