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OpenAI、ChatGPTとApple Music連携開始

ChatGPT内アプリストア公開、楽曲検索からプレイリスト作成までをチャットで完結する時代に

OpenAIは、ChatGPTとApple Musicの連携を開始。
ユーザーはChatGPTのチャット画面から直接アプリを選択し、音楽サービスへ接続できるようになる。



この連携により、ChatGPTにチャットで指示するだけで、楽曲検索やアーティスト情報の確認、公開情報を基にした過去ライブのセットリスト調査などを含め、プレイリスト作成や再生まで行うことが可能に。検索やプレイリスト整理のために別アプリへ切り替える必要がなく、会話の流れの中で完結する点が特徴。

今回の仕組みでは、ChatGPT内からさまざまな外部サービスに接続できる環境が整えられており、音楽以外にも日常的に利用されるサービスが並ぶ。Apple Musicはその中でも、音楽体験を直接拡張する存在として位置づけられている。



使い方はシンプルで、ChatGPT内でApple Musicを選んで接続するのみ。接続後は「このアーティストの代表曲でプレイリストを作って」「トレンドのHOUSEチューンでプレイリスト作って」といった、普段の会話に近い指示で操作できる。



OpenAIは、ChatGPTを情報検索にとどまらない、実際の行動へとつなげる起点として進化させていく考えを示している。なお、音楽以外の分野ではPhotoshopにも対応しており、今後はエンタメやクリエイティブ領域での活用拡大も見込まれる。