Alison Wonderland、Erick the Architect、QUIX、MEMBAが、新曲「PSYCHO」をリリース。
今作は、Alison Wonderlandが革新的なサウンドを武器にシーンを牽引するQUIXとMEMBAをプロデューサー陣に迎え、ボーカルにはブルックリン発のヒップホップ・グループFlatbush Zombiesのラッパー、Erick the Architectが参加。 加えて、Alison Wonderland自身もボーカルを務めた1曲。
そんなジャンルを越境する面々が集結した本作は、トラップからブレイクビーツ、さらにテクノへと変異する予測不能な展開が繰り広げられている。 グリッチな質感、ヘビーなトラップ・プロダクション、鋭いリリックが融合し、混沌と陶酔が共存するサウンドを創出。 常にシーンの既成概念を打ち破り、新たなサウンドを提示してきたAlison Wonderlandの真骨頂を体現する作品といえる。
さらに、リリースと同時にMVも公開。 楽曲が持つ激情をそのまま視覚化したかのような世界観は、ダークさと狂気すら帯びたエネルギーを余すことなく封じ込めた圧巻の映像作品に仕上がっている。 一度目にしたら忘れられない強烈なインパクトを放つ内容は、必見の一作となっている。
VIDEO
今作のリリースに際し、Alison Wonderlandは 「
これは業界で大好きな仲間たちと実現したビッグ・コラボレーションで、とにかくヤバい曲よ。 これをシングルにさせてくれたなんて、いまだに信じられない。 トラップがすべてを凌駕するの 」 とコメント。
また、本作「PSYCHO」については“迷える魂の避難所”とも表現。 その“避難所”とは安らぎを与えるものではなく、聴き手が平穏にたどり着く前に自らの混沌と向き合うよう迫る。 つまり、”避難所”を見つけるとは狂気から逃げることではなく、それに飲み込まれず受け入れる術を学ぶことを示しているとのこと。
さらに、10月3日にリリース予定の4thアルバム『
GHOST WORLD 』からの先行シングルであり、その全貌の一端を垣間見せる仕上がりは、リリースへの期待を一層高めている。
今後、Alison Wonderlandは、9月5〜7日にニューヨークで開催される『Evolutions Festival 2025』に出演予定。
同フェスは音楽・アート・ワークショップを融合させた没入型のリトリート型イベントとして注目を集めており、本年はAlison Wonderland、Ganja White Night、Of the Treesがヘッドライナーを務める。
Alison Wonderlandは最新シングル「PSYCHO」を含むセットでの登場が期待されており、ハイエナジーかつドラマティックなサウンドがフェスの世界観とどのように交差するのか、大きな見どころとなっている。