今年初め、自身のレーベル『HEXAGON』の10周年を記念して「Freek Like Me」をリリースし、アンダーグラウンドシーンへの回帰を示した、Don Diablo。
一方Tsebaは、ジャンルを横断するアプローチとアップビートなサウンドで注目を集める新進気鋭のDJ/プロデューサー。
そんな2組がタッグを組んだ本作は、クラシックかつヘビーなハウス・ミュージックを軸に、ディスコ、ソウルをルーツに持つTsebaのプロダクションが冴えわたる、ファンキーかつ洗練された仕上がり。
トラックの鋭さと力強さの奥に、さりげなく漂うファンク感が絶妙なグルーヴを生み出しており、その上に重ねるように響くのが、挑発的なスポークンワード「The devil works hard, but the DJ works harder(悪魔は一生懸命働くが、DJはもっと一生懸命働く)」。 このフレーズは、「2025年はクラブ文化の真髄に立ち返る」と語ったDon Diabloの姿勢を象徴するメッセージといえる。
Don Diablo: 「今年の目標は、ダンスフロアにエネルギーを取り戻すこと。Tsebaとのコラボはまさに理想的な組み合わせだった。 『The Devil Works Hard』は、僕たちそれぞれのサウンドの個性をしっかりと融合させた1曲で、ここ数ヶ月、自分のDJセットでも“秘密兵器”として使ってきた。 この曲では、クラシックなハウス・アンセムとしてのタイムレスな魅力と、先進的なプロダクションの両立を目指したんだ。 世界中のリスナーとこの楽曲を共有できることを、本当に楽しみにしているよ」
Tseba: 「Don Diabloのことは以前からずっと注目していたから、一緒に曲を作る機会をもらえたのは本当に素晴らしい体験だった。 『Devil Works Hard』は、僕たち2人のスタイルがうまく交わった、聴いていてワクワクするような仕上がりになったと思う」