Sigma グライム・レジェンドDizzee Rascalを迎えたドラムンベース・バンガーを発表

UKのドラムンベース・デュオ Sigmaが新曲「R U SLEEPING」をリリース。

今作ではUKグライム・シーンのパイオニアとして知られるDizzee Rascalと現行UKラップ・シーンを牽引するCocoが参加し、Chase & Status「Baddadan」の大ヒットに代表される近年の人気スタイル「ドラムンベース x グライム」を融合したハイブリッドでエネルギッシュなフロアバンガーに。

R U SLEEPING OUT NOW!!!! 😴😴😴😴 @dizzeerascal @thecocoukhttps://t.co/ekxNEX6S28 pic.twitter.com/1uCVKn7BB1

— SIGMA (@sigmahq) April 18, 2025

イントロからDizzeeのマーキュリー賞を受賞したアルバム『Boy in da Corner』収録のグライム・アンセム「Fix Up, Look Sharp」のシャウトが再現される往年のファンには嬉しいギミックに、疾走感溢れるSigmaビートにDizzee & Cocoの鋭いフロウが絡みあう。印象的なメロディ・フックは1998年のUKガラージ・クラシックIndo「R U Sleeping (Bump & Flex Remix)」からのサンプリングとなっており、Sigmaによる90〜00年代オマージュが感じられる。

今回のDizzeeとの共演にSigmaは「10代のアイドルの一人と、自分たちのレーベルからリリースするトラックで仕事ができることにとても興奮している。信じられないような瞬間だよ」と語っている。

またコラボの経緯に関してもこうコメント：「Dizzeeとは何年も一緒に仕事をしたいと思っていた。実際、彼と初めて連絡を取ったのは15年ほど前に彼のメールを受け取った時だった。イースト・ロンドンのレイブでよく見かけたから、彼がDnBに夢中なのは知っていた。去年の夏にフェスで彼に出会って、連絡先を交換して手紙を書いたんだ。そうしたら1週間もしないうちに彼はスタジオに入ってきたよ。その時トラックはCocoのフックだけの最もベーシックな段階だったけど、それを気に入ってくれたんだ。」

Sigmaは「Nobody to Love」のジャンルを超えたヒットなどで10年に渡るメジャーレーベルで活躍した後に独立。


現在『Day Ones』なる自主レーベルを立ち上げ、そこからScrufizzerとJamakabiとの 「Chargie」、Mali-Koaとの 「Chemicals」をリリース。


また今作との間にはDanny ByrdとBasslayerzとGroove Armadaの名曲 「Superstylin’」のドラムンベース・カヴァーを発表し、インデペンデントに根差したフロア・ライクなクリエイティビティを発揮している。

Enter In Di Dance, Jungle Music It A Spin 💿https://t.co/iZyltvjPzg pic.twitter.com/PzQRmaN3B4

— SIGMA (@sigmahq) April 4, 2025

今後のSigmaとレーベル『Day Ones』、彼らの新しい章に期待が高まる。

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