Sigma Official
NEW RELEASE

Sigma 新たなスタートとなる自主レーベルからドラムンベース・バンガーをドロップ

Sigma - Chargie ft. Scruffizer, Jamakabi

UKのドラムンベース・ユニットSigmaが新曲「Chargie ft. Scruffizer, Jamakabi」を発表。



これはSigmaが立ち上げた新たな自主レーベル『Day Ones』からの第1弾となるリリースで、彼らの特徴であるアンセミックなトラックに硬質でハイエナジーなラップ・フローが融合したドラムンベース・バンガー。グライム + ジャングルのダークなサウンドへ回帰し、彼らのアンダーグラウンド・ルーツへの敬意が感じられる。



SigmaはUK出身のCameron James EdwardsとJoseph Aluin Lenzieによるユニット。リーズ大学のドラムンベースナイトで出会った2人は、2010年にDJ Freshとコラボした 「Lassitude 」でUKダンスチャート11位を記録。何よりその存在が知れ渡ったのは、Kanye West「Bound 2」をサンプリングした「Nobody to Love」だろう。この楽曲は全英シングルチャートで首位を獲得し、記録的なヒットを飛ばした。2015年デビューアルバム『Life』以降3枚のアルバムをリリースし、数々のフェスやヘッドライナーツアーを敢行。ドラムンベース・シーンとメジャーを繋ぐ代表的なアーティストとなった。



今回楽曲に参加したScrufizzerは西ロンドンを拠点に活動するMC。Funkystepzのメンバーとしてプロデュース業も行い、2007年に最初のミックステープをリリース。Dizzee Rascal、Ed Sheeran、MJ Coleなどのトラックに参加し、Kendrick LamarのUKツアーのオープニングを務めあげ、ガーディアン紙の 「2013年の注目株 」の一人にも選ばれた実力派。ダンスミュージック・シーンにおいてはDon DiabloやAC Slater、Zeds Dead、TroyBoi作品など数多くの客演MCとして活躍している。



また元祖グライムのパイオニアの一人であるJamakabiは東ロンドン出身。2004年のLethal Bizzleのにアンダーグラウンド・アンセム「Pow (Forward)」への客演で注目を集め、Wileyによって結成されFlowdan、Skeptaなどを擁する伝説のグライム・クルー「Roll Deep」の元メンバーでもある。2015年にはレーベル「Rhythm Rollers」を設立。


今回のリリースに当たってSigmaは「僕らにとってこれは全く新しい章の始まりなんだ。自身の楽曲でクラブ・カルチャーにおける本来のルーツに敬意を払い、新作のリリースを積み重ねて前進していく。インデペンデントの自由と未来を受け入れてるよ。」と語っている。

新しい門出を切ったSigmaの今後の活躍に期待したい。