故Avicii 遺品を出品したチャリティーオークション 約70万ドル（約1億円）を寄付

10月1日、スウェーデン・ストックホルムで故Aviciiの遺品を出品したチャリティーオークションが行われ、約70万ドル（約1億円）が集まり、その全額が慈善団体に寄付された。

この投稿をInstagramで見る

Stockholms Auktionsverk(@stockholmsauktionsverk)がシェアした投稿

このオークションはストックホルムオークション協会の主催で、Aviciiの家族の協力のもと開催された。出品されたアイテムは、6年以上ストックホルムで保管されていた音響機材やスニーカー、衣類など267点に及び、40か国以上から入札があった。中でも、Aviciiが愛用したフェンダー・テレキャスターは23,000ドル（約330万円）で最高額を記録。


Photo by Stockholms Auktionsverk

他にも、Aviciiが使用していた個人用DJセットが11,000ドル(約156万円)を超える価格で落札。このセットには、黒のオリジナルケースに収められたPioneer製CDJ-2000 Nexus DJ 2台と、Pioneer DJM-900 Nexus 1台が含まれており、ファンにとって夢のアイテムとなっていた。


Photo by Stockholms Auktionsverk

ストックホルムオークション協会のCEO、Cecilia Gaveは次のようにコメントしている。
「Tim Bergling財団にこれほど大きな金額を寄付できたことを誇りに思います。このコレクションが若い世代にも受け入れられ、多くの方が初めてオークションに参加してくれたことを嬉しく思っています。」

この投稿をInstagramで見る

Stockholms Auktionsverk(@stockholmsauktionsverk)がシェアした投稿

オークションの収益はすべて、Aviciiの家族が設立したTim Bergling財団に寄付された。同財団は、若者のメンタルヘルスや自殺予防に取り組むほか、気候変動や絶滅危惧種の保護など、さまざまな活動を行っている。