世界的大ヒットを記録したスウェーデン人DJ、アヴィーチーのデビュー作。とはいえ、ヨーロッパのトラッド/フォークサウンドを取り入れて、すでにこの時点でネクストレベルへと進化して大物ぶりを発揮。日本盤には初期ヒット“Levels”も収録。アヴィーチーのファンには、彼自身によるリミックスアルバム『True (Avicii By Avicii)』もオススメです!
EDMブームのきっかけを作ったとされるエポックメイキング作。フランス人DJ、デヴィッド・ゲッタによる4作目のアルバムには、ケリー・ローランド(デスティニーズ・チャイルド)、エイコン、Ne-Yo、ウィル・アイ・アム、セバスチャン・イングロッソ、ダーティ・サウス、トカディスコ、アフロジャックら人気者が勢揃い。翌年には、リアーナ、LMFAOも協力した2枚組の続編『One More Love』もリリースに。
デヴィッド・ゲッタの人気を決定付けた大ヒット作。5作目のアルバムからはシーア、アッシャー、ニッキー・ミナージュらをゲストに迎えたトラックが次々とチャートを駆け上り、EDMシーンとポップシーンの橋渡しの役割を担った。アヴィーチーやアフロジャックも参加したエレクトロニック盤が追加された3枚組をはじめ、様々な形態でリリースされたうえ、翌年にはシーアとの新曲、ニッキー・ロメロとの共演曲などを追録した『Nothing But The Beat 2.0』も多数のバージョンでリリースに。
一世を風靡したシャッフルダンスでお馴染みのLMFAOによるセカンド作。全編オバカなパーティ大会で徹底的に攻め上げる。アルバム全体の監修を務めたのは、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム。残念ながらコンビは解消したが、本作でのパーティロックのコンセプトは、レッドフーのソロアルバム『Party Rock Mansion』(2016年)へと引き継がれた。
SKRILLEX AND DIPLO 『Skrillex and Diplo present Jack Ü』(2015年)
スクリレックスとディプロによるコラボプロジェクト、ジャックÜのデビュー作。トラップやダブステップが導入されたボーカル/ラップ系のトラックを中心に構成。カイザやアルーナジョージ、その後のキャリアを大きく躍進させることとなるジャスティン・ビーバーも参加。ジャスティンの客演したシングル“Where Are Ü Now”と本作は、ともにグラミー賞を受賞!
THE CHAINSMOKERS 『The Chainsmokers Japan Special Edition』(2016年)
今や飛ぶ鳥を落とす勢い! ザ・チェインスモーカーズの日本独自に企画されたミニアルバム。切ない歌詞とメロディをポップなEDMサウンドに乗せて、皆のハートをがっしりゲット。世界のチャートを席巻した“Don’t Let Me Down feat. Daya”はオリジナルに加えて、ハードウェル&セフィックスによるリミックスも収録。
“音を聴くと色が見える”というゼッドの描いたカラフルなセカンド作。クールな透明感がみなぎっていた前作よりもパンチが倍増、サウンドも熱くなった印象が。恋の噂もあったセレーナ・ゴメスほか、エコスミスやトロイ・シヴァンも参加。日本盤には大ヒットしたヘイリー・ウィリアムス(パラモア)との共演曲”Stay The Night“も収録された。