NEWS
EDITOR'S PICK

人気急上昇!『TOP 100 DJs 2016』で要注目アーティストのアンセム8選

イギリスのダンスミュージック・メディア『DJ Mag』が発表しているDJ番付『TOP 100 DJS』の2016年度版が発表に! 今回編集部では、あえてトップ10ではなく、前年比で25ポイント以上の大幅ランクアップを遂げた、今後に要注目のアーティストをピックアップしてみました!

イギリスのダンス・ミュージック誌「DJ Mag」が毎年発表している人気DJランキング「TOP 100 DJs」

注目のトップ10は史上最年少で世界No.1 DJの座に輝いたマーティン・ギャリックスに続き、ディミトリ・ベガス&ライク・マイク、ハードウェル、アーミン・ヴァン・ブーレンと・・・

おおよそは予想通り(今年のDJ Mag TOP100DJsのトップ10を大予想)の結果に。

そこで今回編集部では、あえてトップ10ではなく、前年比で25ポイント以上順位を上げたアーティスト8組をピックアップ。世界中で頭角を現している注目の才能たちを一挙紹介します!

ここに注目すればダンスミュージックの最先端がわかるかも!!!

THE CHAINSMOKERS(ザ・チェインスモーカーズ)

THE CHAINSMOKERS

“Roses”や“Don’t Let Me Down”、“Closer”といったシングルがいずれもト大ブレイク中のザ・チェインスモーカーズ。今年最も注目を集めたアーティストと言っても過言ではありません。

なかでも今作はダンスシーンのみならず、全米総合シングルチャートで10週連続1位に輝く大ヒットに。昨年の『TOP 100 DJS』では惜しくもランク外でしたが、今年の顔といえる彼らの活躍ぶりをみるに、この順位は当然(もっと上でもいいくらい!?)。

SWANKY TUNES(スワンキー・チューンズ)

SWANKY TUNES

昨年の『TOP 100 DJS』で初登場97位を記録したロシアはスモレンスク出身のEDMトリオ、スワンキー・チューンズ。

1998年から活動をスタート。「Tomorrowland」や「Ultra Music Festival」といった世界的なフェスでも活躍中。持ち味のプログレッシブ系の要素に加えハウシーな仕上がりの本作は2015年のリリースから再生数を伸ばし続け、今年10月にはSpotifyで900万再生を突破しています。

QUINTINO(クインティーノ)

QUINTINO

先日「MUSIC CIRCUS」で来日したオランダ出身のプロデューサー、クインティーノは2014年に86位で『TOP 100 DJS』初登場。

そんな彼は、今年は48ランクアップと大躍進! “Epic”や“Go Hard”のようなビッグルーム系の印象が強い彼ですが、オランダやベルギーで大ヒットとなった本作はメロディアスでポップな歌ものに。

DJ CHETAS(DJチェタス)

DJ CHETAS

今年33位にランクインしたのは、インド・ムンバイ出身のDJチェタス。ボリウッドの映画音楽のリミックスやインドの歌モノとビッグルームのマッシュアップで人気のアーティストです。

今年発表されたこの曲は、映画「Udta Punjab」のサントラをフューチャーベースに仕上げたリミックス。ちなみにEDMはインドでも流行中で、昨年はハードウェルが単独公演を行い7万人を動員。

ちなみに、チェタスはインドでミュージックスクールを建て、授業料が払えない生徒には奨学金を出してダンスミュージックを広めているとか。

GALANTIS(ギャランティス)

GALANTIS

ブリトニー・スピアーズのプロデュースでグラミー賞を受賞。インディポップバンド:マイク・スノウのメンバーとしても活躍するクリスチャン・カールソンとスタイル・オブ・アイ名義でも知られるリナス・エクレイの2人が2012年に発足したユニット:ギャランティス。

ハウスの高揚感とキャッチーなメロディが特徴の彼らですが、2014年にリリースされたアンセム“Runaway (U & I)”はグラミー賞候補に。

さらに今年3月にリリースされた“No Money”も世界中のフェスやクラブでヘヴィプレイされるなどヒットし、今年はなんと59ポイントもランクアップ。

YELLOW CLAW(イエロー・クロウ)

YELLOW CLAW

アムステルダム出身のベース・ミュージックデュオが今年トップ50入り!昨年『TOP 100 DJS』に76位で初登場して以降その勢いは止まらず、年末にディプロのレーベルMAD DECENTからファーストアルバム「Blood For Mercy」をリリース。

本作はその収録曲で、DJマスタードやタイダラー・サイン、タイガといった気鋭のヒップホップアーティストとコラボしたダーティなトラップアンセムです。

「electrox 2017」への出演が決まっている彼らですが、来年セカンドアルバムを発表する計画もあるとか。今後も楽しみですね♪

MaRLo(マルロ)

MaRLo

アーミン・ヴァン・ブーレンもその才能を絶賛したトランスプロデューサー、マルロ。

2014年から2015年にかけて “Atlantis”や“Ignite”、“Haunted” といったシングルを次々にヒットさせ、今年発売した本作もBeatportのトランスチャートで1位にランクイン。

今年8月には自身のホームであるオーストラリア・メルボルンで夢だった単独アリーナ公演「Marlo Presents Altitude」を実現し話題を呼びました。

ROBIN SCHULZ(ロビン・シュルツ)

ROBIN SCHULZ

Mr.プロブス“Waves”のリミックスで話題となりグラミー候補にもなったドイツのハウスプロデューサー、ロビン・シュルツは今年は大躍進。

2015年にリリースされた本作は瞬く間にブレイク。Spotifyで同年最も拡散された楽曲としても知られています。


Text by EDM MAXX編集部