海外までニッキー・ロメロを追いかけるほど、ニッキーの熱烈な大ファンのマリアさん。
実は、昨年の米国マイアミ「ULTRA MUSIC FESTIVAL」や「ULTRA JAPAN」でも、EDM MAXX編集部がファッション・スナップさせてもらっていて、ニッキー・ロメロがいるところには必ず彼女がいると思えるほど、生粋のニッキー・ファン!
ということで、今回はニッキー・ロメロの魅力についてマリアさんに語ってもらったので、ライブ前に一緒にニッキー熱を高めていきましょう!
——突然なのに、今日はありがとうございます!今日は来日が決まったニッキー・ロメロのことについて色々お話を聞かせてほしくて。
はじめまして!マリアです。ニッキーのことなら何でも(笑)今日はよろしくお願いします!
——そもそもマリアさんがニッキーを好きになったきっかけって何だったのですか? ニッキーが好きでダンスミュージックが好きになったのですか?それともダンスミュージックが好きでニッキーを見つけたんですか?
最初はダンスミュージック全般が好きで、当時流行っていたダブステップより自分の好みとしてはプログレの方が好きだったんですね。
他にもフェスのアフタームービーを見たり、SoundCloudを毎日漁ってみたいなことをしていたんですが、DJのセットを聴いていたときに最初に感動したのが、スウェディッシュ・ハウス・マフィアでした。
そこでニッキーの曲が使われていて、はじめは「ニッキー・ロメロ」っていう人の曲なんだくらいの感じで知りました。
——もともとダンスミュージック好きだったんですね。
10代のときから洋楽ばかり聴いていて、最初はリアーナとか聴いてたんですけど、ポップスじゃ少し物足りなくなってきて、自分がクラブに行ける年齢になって、アヴィーチーの「levels」には衝撃を受けたりみたいな感じですね。
——そんな中、どのあたりからニッキー・ロメロにのめり込んでいったんですか?
はじめは音楽好きのバイト先輩と「ニッキー・ロメロ知ってる?」みたいな感じで話してて、もともと私より先輩が詳しかったんですけど、徐々に情報交換とかしていくうちに、私の方がのめり込んでいって。
完全にがっつり熱が入ったのが、2014年のマイアミの「ULTRA MUSIC FESTIVAL」のセットを聴いてですね。これが私の中のベストアクトです。現地には行けなくて中継で観ていたのですが、本当に感動して、「生で観たい!本人に会いたい!」ってなったんです。
——でも当時はまだ来日はしてなかったですもんね。
当時はまだ日本には来る様子はなかったので、いろんな音源や動画を見まくって、ニッキーのラジオとかもずっと聴いていたんですけど、彼の選ぶ曲が本当に好みのものばかりで、この人が一番好きと言えるようになったのも、この頃からでした。
それまでは、他のDJもいいな〜とか思っていたのですが…。
——完全にニッキー・ロメロにロックオンしたんですね。
もうそこから「いかに本人に会いにいくか」みたいなことばかり考えてて、「日本に来なそうだから、もう(私が)いくか!」ってなって(笑)
でもその当時学生で全然お金なくて、バイト頑張って貯金して、まずは2014年の「ULTRA JAPAN」に行ったんです。
ニッキーは出演してなかったんですけど。その翌年の3月が卒業だったので、「ULTRA JAPAN」が終わった瞬間に、本場のマイアミに行こうと思って、すぐチケットを取りました。確実にニッキーも出演するだろうしってことで。
——それでいざ本場のマイアミはどうでした?
2015年に初めてニッキーを生で、しかもマイアミで観たときは、あまりにも感動しすぎて……自分がその場所にいることが信じられなくて、ぼーっとしちゃってました。
はじめ「Warriors」で登場してきたときに号泣してしまって。だから今でも2015年のときのセットは特別な思い入れがありますね。(音楽的に)一番好きなのは2014年ですけど、今でも2015年の映像をみると、当時のことを思い出しますね。
——マリアさんが思う彼の魅力って何ですか?
とにかく私が彼にのめり込んでしまったのは、彼の人柄なんです。
誰よりも仲間を大事にしていて、Protocol Recordings(ニッキー・ロメロの主宰するレーベル)のメンバーとずっと一緒にいて、マネージャーもニッキーを大事にしているし、ニッキーもマネージャーを大事にしていてみたいなのがちゃんと伝わってくるんですね。
それにProtocol Flight(ニッキー・ロメロの公式ドキュメンタリー映像シリーズ)観てて、無邪気な少年みたいなところも惹かれるし、DJがはじまってスイッチが入るとストイックになるみたいな、七変化というか、いろんな面を見せてくれるところが魅力ですね。
あと本当に楽しそうにDJをするんですよ。オンオフの切り替えもきっちりしていて、DJ姿も一番かっこいいと思いますね。
——楽曲やセットに関してはどうですか?一番好きな曲はありますか?
本人の強さとか優しさも曲に出ていると思うんです。
あとブレない。セット聴いてても絶対ブレないから、彼のセットって言われなくても曲が流れていると、ニッキーのセットだって分かります。そういうところが好きですね。
あと好きな曲というか、思い入れのある曲ばかりで悩みますが、やっぱりさっきも言った2015年のマイアミの一曲目に流れた「Warriors」かなあ。ちなみにオフィシャルのリリックビデオにも一瞬私が映っているんですよ(笑)
——MVにも映った2015年のマイアミでしたが、それ以降はニッキーを生で観たりしましたか?
2015年の夏に「ULTRA JAPAN」でもちろん観ました。しかも、ニッキーに会いたくて空港まで行ったんです。
その前に彼はアジアを回っていたので、成田か羽田空港かも分からない状況だったんですが、スケジュールを考えて、そのときの日本行きの便を調べて、イチかバチかで空港に行ったら出てきて、時差ボケで眠そうな中、気さくに写真を撮ってくれたのもいい思い出です。
——今年の2016年2月もラスベガスまで行ったんですよね。
そうなんです。ちょうど会社を休めるタイミングがあったので、なんとかしてニッキー・ロメロを観に行こうと思って、EDCメキシコとかの予定を見て、ここのあたりにはラスベガスでプレイをするだろうと予想して、ホテルと航空券を予約して。
——日程が発表される前にラスベガス行きを決めたんですか!?
会社に休みを申請するのが、12月までにしないといけなかったんですが、年が明けないとラスベガスの2月のスケジュールが発表されないので、本気で予想して、ここなら間違いなくラスベガスにいると賭けに出ました(笑)
——それでその予想は?
ちょうどそのタイミングにラスベガスでプレイすることになったのですが、運悪くちょうど私たちが帰る日と重なってしまって……どうしようかと悩んでいたときに、調べてみるとその前日にロサンゼルスでライブをすることが分かったので、そのためだけに国際免許をとって、レンタカーして片道400キロを4時間かけて観に行きました。
現地の小さな箱だったんですが、やっぱり「ニッキー・ロメロかっこいいわ〜」とクラブを後にして、また400キロのドライブという(笑)
——いろいろとディープなエピソードを聞かせてくれましたが(笑)そんなニッキー・ロメロが、EDM MAXXの1周年記念で、いよいよ初の単独公演として来日しますが、最後に一言いただけますか?
来るなら「ULTRA JAPAN」かなと思っていて、このタイミングで観られると思っていなかったので、とても嬉しいです。フェスで観るニッキーももちろん最高ですが、
クラブで観るニッキーもまた一味違って最高です。チケットをゲットできた方はこの貴重なライブをぜひ一緒に楽しみたいですね。
AWA presents EDM MAXX: NICKY ROMERO
4月12日(火)開場19:00・開演19:30・終演23:00(予定)
WOMB(東京都渋谷区円山町2-16)
NICKY ROMERO, DAISHI DANCE(HOUSE set), JapaRoLL, VJ:BENZENE by VMTT
前売6,500円(数量限定)SOLD OUT!!!
*エントランスで別途1ドリンク代 500円必要です。
*前売券が完売のため、当日券の販売はございません。
*未成年入場可。但し、18歳未満の方のご入場はお断り致します。
*アルコール飲料を購入される方は20歳以上を証明する顔写真付き身分証が必要です。
https://edmmaxx.fwd-ink.jp/news/8186
Text & interview by
Festival Junkie