EDMシーンに新しい風が吹きそうな新曲”Future Funk”は、オランダEDM界の寵児ニッキー・ロメロと、ファンク界のレジェンドことナイル・ロジャースによる初の顔合わせ。
ニッキー本人からは以下のようなコメントが届いています。
「ナイル・ロジャースとのコラボレーションで作った新曲”Future Funk”を、ようやくファンのみんなに届けられることができて嬉しく、本当に誇りに思うよ。
今までに作ってきた楽曲とは全く違うタイプの曲になっていて、僕にとっても新たな方向性を試す良い機会になるよ」
ナイル・ロジャースは、70年代から80年代にかけて自身のディスコ・グループ、シックで活躍する傍ら、マドンナ、デヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロス、デュラン・ディランをはじめ、多数のアーティストの大ヒット作を手がけてきた名プロデューサー。
最近になって再び活動を活性化。ダフト・パンクの“Get Lucky feat. ファレル・ウィリアムス”でグラミー賞を受賞した他、デヴィド・ゲッタやアヴィーチー、レディー・ガガら現在第一線で活躍する若手たちと頻繁にコラボを行なってきました。
この曲でシャカシャカ小気味好くなっているギターリフが、ナイル・ロジャースの定番サウンドですね!
「ナイルがウォームアップ的な感じでギターを弾きはじめたんだけど、そのリフが今までに聴いたことのないほどすごくクールで、とても驚いたんだ。
そこで僕は『絶対にこのパートを使いたい!』って思ったんだ」
と、ニッキー・ロメロは語っています。
この曲”Future Funk”は、ニッキー・ロメロによる『Trilogy』(3部作)の第1部”Lighthouse”に続く第2部。
ミュージックビデオも続編のような作りで、前作での主人公だったオジサンの若かりし頃のエピソードとなっています。
でも前作がハートウォーミングだったのとはガラッと一変して、今回は大バカやり放題。
みんなでやってる、このイラッとするダンス…もしかして大流行するかも?
気になる灯台(Lighthouse)の秘めたる意味は、第3部にて種明かしという謎解きのお楽しみもあり。
“未来ファンク”とか言いながら、過去に戻ったビデオを作って、シャレも効いてる。ニッキー・ロメロいわく、
「個人的にはファンキー・ディスコ的な楽曲になっていると思うんだけど、みんがこの曲で僕がやりたかった新しい方向性を気に入ってくれると嬉しいね!」
とのこと。
EDMとファンクの結合が生み出す、ぶっ飛び新境地。
マーク・ロンソンの”Uptown Funk feat. ブルーノ・マーズ”の未来型サウンドという雰囲気もあり、大ヒットとなりそうな予感ムンムン。
とりあえず、イラッとするダンスはマスターしときましょうね(笑)
Nicky Romero & Nile Rodgers
Future Funk
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Text by EDM MAXX編集部(Q)