Photo by Skrillex’s X
NEW RELEASE

Skrillex × Dylan Brady、鋭利な音像が炸裂する“ハイブリッド・テクノ”をサプライズ解禁

Skrillex, Dylan Brady & Caroline Polachek - Hit Me Where it Hurts x

神戸で単独来日公演を行ったSkrillexとDylan Bradyが、新曲「Hit Me Where it Hurts x」をサプライズリリースした。


Skrillexは先月、ISOxoとの共作「Fuze」を突如解禁し、ブロステップ回帰とも言えるアグレッシブなサウンドで再びシーンを騒然とさせたばかり。そんな中、100 gecsの中核としてジャンルの境界を破壊し続けるDylan Bradyと神戸でB2Bセットを披露し、そのわずか2日後に本作をサプライズで公開した。


今回の楽曲は、Skrillexが1月に発表し第68回グラミー賞「最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム」にノミネートされた実験的アルバム『F*CK U SKRILLEX YOU THINK UR ANDY WARHOL BUT UR NOT!! <3』に収録されている「ZEET NOISE」後半で登場した未発表IDを進化させたもの。ここに、Caroline Polachekが2019年にリリースした「Hit Me Where It Hurts」のボーカルフレーズを再構築し、新たな物語性と情感を与えている。

サウンドは、シャープで力強い4つ打ちキック、深くうねるサブベース、鋭利で硬質なシンセ、そしてDylan Bradyらしいハイパーで攻撃的なテクスチャが幾重にも折り重なり、その上をCarolineの浮遊感ある幽玄なボーカルが余韻を引きながら広がる。ハードテクノ、インダストリアル、フューチャー・エレクトロニカを横断する鋭い音像は、まさにSkrillexが近年突き進む“ハイブリッド・テクノ路線”の象徴だ。



神戸公演では複数の新IDが披露され、Tohjiとの未発表コラボも初公開されるなど、今後のリリースへの期待はさらに高まっている。


Skrillexは12月12日〜14日にバリ島で開催される東南アジア最大級のダンスミュージックフェス「DWP 2025」への出演も決定しており、その動きは年末に向けて一層加速していく。

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