先日発表された「DJ MAG」の
世界人気DJランキングで、第3位に選ばれたEDMシーンの神童マーティン・ギャリックス。
オランダ出身の19歳という若き天才は、なんでも8歳のときに見た、2004年アテネオリンピックでDJプレイするティエストに憧れてこの世界に進んだそうです。
そんな彼が注目を集めるようになったのは2012年。ジュリアン・ジョーダンとの共作“BFAM”、そしてクリスティーナ・アギレラのアルバム『Lotus』に収録されたリミックス“Your Body”も話題となりました。
さらに、2013年にはソロアルバム『Animals』を発表、同名のシングル“Animals”は瞬く間にBeatportで1位を獲得するなど一躍大ヒット!
その名を世界に轟かせ、その後もサンダー・ヴァン・ドーン、ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクらと制作した“Project T”、ジェイ・ハードウェイとの“Wizard”など次々とチャートを席巻。
この年「Top 100 DJs」で初登場にして見事40位にランクインするなど、EDMシーンで一気にスターへとかけあがりました。
そして、ハードウェルやアフロジャックらと「ULTRA JAPAN」で来日し、熱いパフォーマンスを見せてくれた2014年には、「Top 100 DJs」で4位と急上昇!
今年はいよいよベスト3と、着々とステップアップしています。
そんなマーティン・ギャリックス、活動歴はまだ浅いものの数々の名曲をリリースしています!
今回は、若きEDM界のスターの名曲10選をどうぞ!
01. Martin Garrix“Animals”
2013年の発表ながら、今年の「ULTRA JAPAN」でもアフロジャック、スクリレックスら連日プレイ!
マーティン・ギャリックスの名を世界に知らしめた“Animals”。
10代の若者が作ったとは思えない、盛り上がりどころを知り尽くしていたEDM史に残る名曲です。
02. Martin Garrix feat. Usher“Don’t Look Down” (Towel Boy)
米R&B界の大スター、アッシャーをフィーチャーした“Don’t Look Down”。アッシャーが歌う美メロが心に響く名曲です。
ミュージックビデオで見せる、ギャリックスのカワイイ演技も必見ですよ。
ちなみにタオルボーイ、タオルガールの2バージョンあり、どちらもカラフルで素敵な映像になっています。
03. Martin Garrix vs Matisse & Sadko“Dragon”
ロシア出身の人気EDM系デュオで、“ストリングス使い”を得意とするマティッス&サドコとコラボレーションした1曲。
その壮大で華やかなストリングスと、疾走感溢れるマッシヴなビートが心地よいです。
両者はこの他にも、
“Break Through The Silence”を発表していますね。
04. Martin Garrix & Tiesto“The Only Way Is Up”
2015年、ついに憧れのティエストとコラボレーションが実現! それがこの“The Only Way Is Up”です。
仲良し親子的なミュージックビデオについつい微笑んでしまいます。
「唯一の道はアガることだぜ!」という2人のトップDJの並々ならぬ勢いを感じることができる1曲です。
05. Afrojack & Martin Garrix“Turn Up The Speakers”
昨年リリースされ、世界中のDJたちがヘビープレイ! もはやEDMアンセムの殿堂入り楽曲“Turn Up The Speakers”。
こちら、これまたEDM界のスター:アフロジャックとのとコラボ曲で、YouTubeの再生回数も1億3,000万以上という驚異的な数字を叩き出しています。
06. Dimitri Vegas, Martin Garrix, Like Mike“Tremor”
先日、日本でも初開催となった純白の祭典「Sensation」。2014年に本国オランダで開催された際のアンセム・ソングになったこの曲は、今年の「Top 100 DJs」で見事1位に輝いたディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクとのコラボ作。
「ULTRA JAPAN 2015」では、デヴィッド・ゲッタが終盤にマッシュアップし大盛り上がり。
「TomorrowWorld」ではマーティンもプレイしていました。
07. Martin Garrix & MOTi“Virus”
“Blow Your Mind”や
“Back To The Acid”など、ティエストとのコラボでも知られるオランダのDJ、モティとのコラボ作品。
ギャリックスっぽい哀愁漂うメロディが印象的な1曲です。
08. Sander van Doorn, Martin Garrix, DVBBS“Gold Skies (ft. Aleesia)”
オランダEDMシーンの重鎮、サンダー・ヴァン・ドーンとカナダの兄弟EDMデュオ、ダブスを迎え、美しい歌声を持つアレーシアをフィーチャーした豪華なコラボ曲。
ギャリックスも「Tomorrowland」をはじめ、「TomorrowWorld」、「ADE」など各地のフェスでかけまくっているようですよ。
09. Martin Garrix & Jay Hardway“Wizard
同郷オランダのプロデューサー、ジェイ・ハードウェイと組んだこの曲も、彼の名前を広めた曲の1つ。
“Animals”ライクなアンダーグラウンドっぽさがありつつ、キャッチーなメロを差し込むところは、さすがギャリックス。
ビッグルームでみんなが歌っているのが目に浮かびます。
10. Martin Garrix“Forbidden Voices”
ダンスオリエンテッドなギャリックス作品の中でも、メロディックでひときわ甘いサウンドが際立つこの曲は、自身のFacebookページの1000万いいね!達成を記念してフリーダウンロードとなった2015年の記念的作品。
まだまだあどけない素顔が垣間見えるミュージックビデオも素敵です。
Text by Tomotaka Hoshide