新鋭CYRIL、Nate Doggの不朽の名曲を最新テックハウスに大胆リメイク

CYRIL & Kelland - I Got Love (feat. Nate Dogg)

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オーストラリア発のエモーショナル・ハウスの旗手 CYRIL と、カナダ・バンクーバーの新鋭プロデューサー Kelland がタッグを組み、ヒップホップ界のレジェンド Nate Dogg のヴォーカルをフィーチャーした新曲「I Got Love (feat. Nate Dogg)」をリリースした。

CYRILは1997年生まれ、オーストラリア・ダーウィンを拠点に活動。TikTokを起点に瞬く間に国際的な注目を集めた。温かみのあるメロディと心を揺さぶるエモーショナルなサウンドスケープが特徴で、特にドイツのデュオSmokieのクラシックをリミックスした「Stumblin’ In」（2023年）はTikTokで圧倒的なバイラルヒットを記録し、Spotifyの「Songs of Summer 2024」にも選出。彼の名を一躍世界に知らしめた。
今年はTomorrowlandのメインステージデビューも果たし、勢いをさらに加速させている。

■ CYRIL – Stumblin’ In

■ CYRIL ライブセット（Tomorrowland 2025）

カナダ・バンクーバーを拠点とするKellandもまた、TikTokを通じて才能を発掘された新世代のアーティストだ。グルーヴィーで中毒性のあるベースラインとキャッチーなメロディを武器に、テックハウス、ベースハウス、テクノ、メロディックダンスを自在に行き来する幅広い音楽性を披露してきた。

そんな2組がタッグを組んだ「I Got Love (feat. Nate Dogg)」は、Nate Doggが2001年に発表した同名クラシックを核に据えた一曲。CYRIL & Kelland版はそのボーカルアイコンを軸に、テックハウス寄りのピークタイム仕様で現行フロアに最適化している。ミニマルでドライビングなハウス・ビートに、Nate Doggの滑らかで温かみのある声が重なり、ドロップでは躍動感のあるベースが一気に解放。クラブでもフェスでも映えるパワフルなサウンドへと昇華されている。

■ Nate Dogg – I Got Love

Kellandはリリースに際し、次のようにコメントしている。
「もともとは自分が大好きなアーティストのリミックスとして始まったものが、最終的には特別な作品に仕上がった。その過程でCYRILと親しくなり、2人で手を加えてオリジナルのコラボレーションへと発展させたんだ。この曲は初期段階からDom Dollaらレジェンド級アーティストたちに素晴らしいサポートをもらえて本当に感謝している。これまで自分が関わってきた曲の中でも、間違いなくお気に入りの1曲だよ。」