そんな二人が手がけた「Edge Of Desire」は、ゆったりとしたハウスビートに、ギターリフと弾けるようなシンセ、新鮮で夏らしいボーカルが重なり合う、明るく華やかなハウストラック。サビではJonas Blueらしい煌びやかなシンセが開放感を演出しつつ、Maliveの抑制されたクールなグルーヴ感も同居。じわじわと感情を刺激するその構成は、2025年の夏、ラジオやサンセット・フェス、深夜のクラブまで、あらゆるシーンにフィットする万能型チューンとなっている。すでにアフロハウスの代表的アーティストでもあるKeinemusikなどがサポート。まさに、メインストリームとアンダーグラウンドの間を行き来する“グローバル・クラブ・サウンド”を体現する1曲だ。
Jonas Blueは、日本を含むアジアツアーを終えたばかり。今回の「Edge Of Desire」は、単なるサマーアンセムにとどまらず、彼にとってポップソングメーカーの枠を超え、“DJ/プロデューサー”としての進化を印象づける重要な一歩。そしてMaliveにとっては、グローバルシーンにおける名刺代わりの楽曲として、今後の飛躍がますます期待される1曲となるだろう。