NEW RELEASE

Jonas Blue、ハウス名門Defectedで原点回帰。極上のサマー・チューンここに誕生

Jonas Blue, Malive - Edge Of Desire

UK出身のプロデューサーJonas Blue(ジョナス・ブルー)が、ブラジルのDJ/プロデューサーMaliveとコラボレーションした新曲「Edge Of Desire」をリリースした。



Jonas Blueといえば、「Fast Car」や「Perfect Strangers」などのグローバルヒットを通じて、メロディアスなUKポップ・ハウスを牽引してきた存在。




今年初頭にリリースしたグラミー賞ノミネート・シンガーIzzy Bizuとの「Lifeline」では抜群のメロディ・センスはそのままにアフロ・ハウスのテイストを強め、新たな魅力を見せてくれた。


そして、今作「Edge Of Desire」では、持ち前のメロディセンスとキャッチーさはそのままに、よりディープで洗練されたハウスグルーヴを導入し、“ダンスフロア志向”へと明確に舵を切っている。

共演するMaliveは、ブラジルの著名なヒップホップアーティストとのコラボでキャリアをスタート。以降、ラテンとヨーロピアン・ハウスを融合させた独自の作風で注目を集め、Solomun、Seth Troxler、MEDUZA、Desireeといった世界的アーティストからも支持を得ている新鋭だ。


そんな二人が手がけた「Edge Of Desire」は、ゆったりとしたハウスビートに、ギターリフと弾けるようなシンセ、新鮮で夏らしいボーカルが重なり合う、明るく華やかなハウストラック。サビではJonas Blueらしい煌びやかなシンセが開放感を演出しつつ、Maliveの抑制されたクールなグルーヴ感も同居。じわじわと感情を刺激するその構成は、2025年の夏、ラジオやサンセット・フェス、深夜のクラブまで、あらゆるシーンにフィットする万能型チューンとなっている。すでにアフロハウスの代表的アーティストでもあるKeinemusikなどがサポート。まさに、メインストリームとアンダーグラウンドの間を行き来する“グローバル・クラブ・サウンド”を体現する1曲だ。



また、今作は世界を代表するハウス・レーベル「Defected Records」からのリリースという点でも注目を集める。Jonas Blueは以前、本名のGuy Robin名義でも同レーベルからリリースしており、今回は“ルーツへの回帰”ともいえるリリースとなった。



Jonas Blueは、日本を含むアジアツアーを終えたばかり。今回の「Edge Of Desire」は、単なるサマーアンセムにとどまらず、彼にとってポップソングメーカーの枠を超え、“DJ/プロデューサー”としての進化を印象づける重要な一歩。そしてMaliveにとっては、グローバルシーンにおける名刺代わりの楽曲として、今後の飛躍がますます期待される1曲となるだろう。