Photo by Marlon Hoffstadt’s Instagram
NEW RELEASE

トランス新世代の旗手Marlon Hoffstadt、懐かしさと疾走感が炸裂する新作EPをサプライズドロップ

Marlon Hoffstadt & DJ Daddy Trance - 『All Yours』

トランス新世代を牽引するMarlon Hoffstadt(マーロン・ホフシュタット)が新作EP『All Yours』をリリース。


1994年生まれ、ドイツ・ベルリン出身のDJ/プロデューサーであるMarlon Hoffstadtは、90年代トランスやユーロダンスに影響を受けたサウンドで注目を集める存在。派手な高揚感と親しみやすいポップ感覚を併せ持ち、エネルギッシュなハウスとテクノのグルーヴを融合させたスタイルが特徴だ。キャッチーなフックと爆発力のあるドロップは、瞬時にフロアを一体化させる。


代表作「It’s That Time」(2023年)は、疾走感あふれるBPMにノスタルジックなラップやホイッスルが絡むユーロダンス回帰的な一曲で、世界中のクラブを席巻。さらに2025年にはキャピトル・レコードと契約を結び、EDCラスベガスのメインステージでの米国デビューを果たすなど、存在感を一層強めている。

・Marlon Hoffstadt LIVE DJ


全5曲を収録したEP『All Yours』は、リリース戦略に縛られない“今この瞬間のヴァイブス”を形にした作品。SoundCloudでのゲリラ的な先行公開を経て、ついに正式リリースされた。

オープニングを飾る「World Loves DJs」には、Chris Lake & Chris LorenzoによるユニットAnti Upの「What Is Life」や、John Summit × Gorgon Cityによる最新ナンバー「Is Everybody Having Fun?」でもMCを務めたrhys from the sticksが参加。タイトル通り“DJ愛”を高らかに掲げたアンセムで、「World love DJ」と繰り返されるフレーズがポジティブな一体感を生み出す。EP全体の明るく開放的なトーンを設定する一曲。



■ John Summit × Gorgon City「Is Everybody Having Fun?」に関する記事はこちら


続く「Daddy’s In The Club」は、Marlonの常連コラボレーターCoach Harrisonを迎えた、EP中もっとも“らしさ”が爆発するナンバー。ノスタルジックな高揚感を煽るシンセフレーズに力強いキック、そして太くクセになるベースラインで構成され、「Daddy(Marlon Hoffstadt)がフロアをロックしに来たぞ、手を挙げろ!」というヴォーカルがフロアを盛り上げる。まさにMarlon Hoffstadt自身のテーマソングのような1曲だ。



「Heads Will Roll」は、BL3SSやSub Focusとの共演でも知られるシンガーbbycloseを迎えたクラブバンガー。タイトなビートとドライブ感のあるベースライン、キャッチーなシンセリフが三位一体となり、EPの中でも最もピークタイム向けのエネルギーを放つ一曲に仕上がっている。



リリースに際し、Marlon Hoffstadtは次のようにコメントしている。
「この曲たちを“今だ!”と思った瞬間に出せたことで、音楽を作る喜びを改めて思い出したよ。プロモーションとか一切なし、出し惜しみもなし、ただただヴァイブス。次はいつになるか分からないけど、また突然リリースするかも。油断しないでね。」

さらに先日、イビサの次世代型クラブUNVRSで初出演を果たし、
「この速いサウンドはイビサにはまだ早いと思ってたけど、むしろ必要なのかもしれないね。来シーズンにはもっとトランスを持ち込んで、自分のパーティーを開くのもアリかも?」と語るなど、トランス回帰ムーブメントの中心人物としての動きにも注目が集まっている。