UKハウスの重鎮Chris Lorenzoと、テックハウス界の新星Max Stylerが初タッグを組んだ新曲「London’s On Fire」がリリースされた。
Chris Lorenzoは、UK出身のDJ/プロデューサー。10年以上にわたりグローバルなクラブシーンで活躍し、Chris Lakeとのユニット“Anti-Up”でも高い評価を受けている。彼の代名詞ともいえる「House & Bass」スタイルは、ジャッキン・ハウスとベースラインを融合させた重厚かつエネルギッシュなサウンドで、世界中のフロアを揺らし続けている。
・Chris Lorenzo LIVEセット
一方のMax Stylerは、カリフォルニア出身のDJ/プロデューサー。
約10年に及ぶキャリアで独自の「Main Stage Indie Dance」というスタイルを確立。グルーヴィーかつパワフルなハウスビートに、ダークで洗練されたヨーロピアンな質感を掛け合わせ、近年急速に頭角を現している。1001Tracklistsの年間プロデューサーランキングでは72ランクアップの16位、Dancing Astronautの「Breakout Artist of 2024」にも選出されており、現在シーンで最も注目される存在のひとりだ。
・Max Styler LIVEセット
そんな両者がコラボした「London’s On Fire」では、2000年代初頭の名曲「We Don’t Care」でも知られるAudio Bullysをボーカルに迎えている。UKパンクのスピリットを感じさせるアグレッシブなヴォーカルに、鋭く歪んだベースライン、そして遊び心のあるインストのフックが重なり合い、フロアを支配する強烈なグルーヴを生み出している。モダンなテックハウス、UKダンスのDNA、そして攻めの姿勢を見事に融合させたレイヴアンセムに仕上がっている。
本作はCoachella 2025のChris LorenzoとMax Stylerのステージで初披露され、大きな注目を集めていた。その後、各地のクラブやフェスでもプレイされ、待望のリリースとなった。