ULTRAマイアミにも出演したMORTENが、NEWシングル「Portrait」をInsomniac Recordsからリリース。
MORTENは、デンマーク出身・現在はロサンゼルスを拠点に活動するDJ/プロデューサー。2013年から続くキャリアの中で数々のヒット作を生み出している。特に、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ) とのコラボレーションを通じて確立した “Future Rave”(フューチャーレイヴ)は、メインステージ級のエネルギーとアンダーグラウンドテクノの深みを融合させた革新的なスタイルとして、ダンスミュージックシーンに旋風を巻き起こしている。
そんなMORTENによる新曲「Portrait」は、深くうねるベースラインと「Get low – Get high」と繰り返される印象的なヴォーカルで幕を開ける。緊張感のあるビルドアップを経て、MORTENのトレードマークとも言えるフューチャーレイヴのレーザーシンセが炸裂し、フロアを圧倒するエネルギーを生み出している。まさに、ダンスフロアを爆発させるために作られた最強のバンガーだ。
このトラックは、
Ultra Music Festival(ULTRAマイアミ)2025 のステージでも披露され、会場だけでなく配信を通じて世界中のダンスミュージックファンを熱狂させた。
MORTENは今年、念願のULTRAマイアミ・メインステージ初出演を果たした。
セットでは、MORTEN & David Guettaの「Night In Detroit (feat. Fedde Le Grand)」や、ARTBAT との「Hollow (feat. Bonn)」などの人気トラックを次々とプレイし、フューチャーレイヴの世界観を存分に表現。
そして、このパフォーマンスで最も話題を呼んだのが、ステージ上での“断髪パフォーマンス”だ。MORTENは長年のトレードマークであった長髪(お団子ヘア)をバリカンで剃り落とすというパフォーマンスを披露した。
この行動の背景には、12年前の約束がある。当時、マネージャーとともにULTRAマイアミのメインステージを観客として見ていたMORTENは、こう誓っていた。
「もし自分がいつかこのメインステージでプレイする機会を得られたら、30年間伸ばし続けてきた髪を切る」
その約束を実際に果たしたMORTENは、この瞬間について次のように語っている。
「ULTRAのようなフェスのためにセットを準備するだけでも緊張していたのに、さらに髪を剃るとなると、その不安は別次元だった。考えるだけで震えがくるほどだったよ。でも、この瞬間をみんなと共有できたことで、これまでのパニックや寝れない夜もすべて報われた気がする。この旅を共にしてくれたすべての人に心から感謝したい。そして、この特別な瞬間をステージで実現させてくれたスタッフに、特別なありがとうを伝えたい。」
ULTRAの公式配信でもこの瞬間が取り上げられ、最も象徴的なパフォーマンスの一つとして話題を呼んだ。
MORTENは、4月25日(金)・26日(土)開催のEDC Koreaに出演予定。さらに、EDC Las Vegasへの出演も決定しており、今後の活躍にも注目が集まる。
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