GORDO
NEW RELEASE

Afro HouseスターDJ GORDO 大ヒットSantanaネタTech Houseをリメイク

TECH IT DEEP, GORDO - Maria Maria

GORDOがTECH IT DEEPの大ヒット曲「Maria Maria」の最新バージョンを発表した。



GORDOは、元々Carnage名義でAvicii「Waiting For Love」のリミックスやTimmy Trumpet、KSHMRとコラボしEDM〜ベースミュージック・シーンで活躍。


2021年にGORDOプロジェクトをスタートさせるとDrakeの2022年アルバム『Honestly, Nevermind』、2023年『For All the Dogs』にプロデューサーとして参加した。世界的ヒットとなった「Sticky」や「Rich Baby Daddy」も彼の手によるものだ。また2022年サッカーFIFA公式ファン・フェスティバル・アンセムとなったNicki MinajとMalumaの「Tukoh Taka」も手掛け、ダンスミュージックのみならず世界中で最もホットなプロデューサーの一人として認知されている。


DJとしてはアフロハウスをメインにBurning ManやCoachellaなどの世界的フェスティバルに出演。自身のイベント「TARAKA」も主催し、同じDrake作品に参加した&ME、Rampa率いるKeinemusikと共に現行アフロハウス・シーンを牽引し、今年夏にリリースされたデビューアルバムにはDrake、T-Pain、Maluma、Feidなど彼にしか成し得ない豪華ゲストを迎えている。


原曲は2023年にTECH IT DEEPが、SantanaとWyclef Jeanによる99年同名のポップ・ヒットをテックハウスにアレンジし世界的なヒットとなった。8,000万回以上のストリーミング記録、UKオフィシャル・チャートで13週間ランクインし、シルバーディスク認証を獲得した。またTECH IT DEEPは、最近Martin Garrixとの「Gravity」をリリースしたDJ/プロデューサーのSem Voxの変名で、ミュージシャン以外にも「Don’t Let Daddy Know」フェスなどを主催するオランダのイベント会社「E&A Events」の代表としての顔を持つ。



テッキーなビートでグルーヴを刻む原曲をGORDOは得意のアフロ・ハウスに調理。ヴォーカルとラテン・ギターのメロウさをパーカッシヴで優しいビートに差し替え、Santanaの元ネタへと回帰させるような幽玄な仕上がりになった。

今作についてGORDOは「このリリースを長い間待ち望んでいた。しばらくの間、僕のセットの一部であり、僕のヴァイブスを反映し、観客とつながるトラックの1つになっている。TECH IT DEEPとは昔からの友人で、今回のコラボレーションは起こるべくして起こった感じだ。みんなに僕と同じように体験してもらうのが待ちきれないよ」と語っている。

GRDOは先日の11月8、9日2日連続でブラジルで12時間DJを敢行したばかり。CarnageからGORDOへ、Sem VoxからTECH IT DEEPへ。時代に呼応しスタイルを変化させながらも着実に成功の道を突き進んでいる彼らの動向をチェックしていきたい。