NEW RELEASE

Diplo率いるMajor Lazer デビュー15周年を記念し、原点回帰となる盟友Switch、M.I.A.が再集結

Major Lazer, M.I.A. - Where's The Daddy?

Major LazerがM.I.A.を迎えた新曲「Where’s The Daddy?」を発表した。



この楽曲は11月15日にリリースされるMajor Lazerのデビューアルバム『Guns Don’t Kill People… Lazers Do』の15周年記念エディションに収録される。この盤には他にも「Pon de Streets」や「Zumbie」といった未発表曲が収録予定。


Major Lazerは2009年にDiploと、当時フィジェット・ハウスなるジャンルで数々のヒットを飛ばしていたSwitchによって結成されたレゲエとEDMを融合させたプロジェクト。Switchは2011年末に脱退し、現在はDJ/プロデューサーのApe DrumsとMC/セレクターのWalshy Fireが加わった3人編成。これまでにDJ Snakeとの「Lean On」やJustin Bieberを迎えた「Cold Water」など世界的ヒット曲を生み出してきた。また、今夏のSONIC MANIAで来日を果たしたのも記憶に新しい。



一方、M.I.A.はイギリス出身のラッパー/シンガー。当時、DiploとM.I.A.は当時交際していた事でも知られている。
2005年にDiplo & Swicthプロデュースのもと「Bucky Done Gun」、2008年にはDiploがロックバンドThe Clash「Straight to Hell」をサンプリングした「Paper Planes」を手掛け大ヒットを飛ばした。




ファンが長年待ち望んだこの「元祖Major Lazer」再結成のきかっけとなったのは、Diplo & Swicthが2009年にM.I.A.のために作ったビートを再発見したところから始まる。元々は2009年の彼らのミックステープ『Mishka presents Keep Watch Vol. X』に「Baby Riddim feat. Prince Zimboo & M.I.A. (Switch Remix)」のタイトルで収録されていた楽曲で(Mix内11分23秒〜から)、デビューアルバムの終盤にPrince Zimbooの声だけをフィーチャーし1分のスキット扱いで収録もされていたものだ。



10年以上の時を経て生まれ変わったこの楽曲は、赤ん坊の鳴き声をメロディ・ラインにのせ、ダンスホール・リディムにM.I.A.の象徴的なラップが絡む。元祖Major Lazerを知るファンにとっては、たまらなく懐かしく、ニヤリとしてしまうあの時のサウンドに仕上がっている。



今作についてDiploは「M.I.A.は僕らのサイド・プロジェクトのきっかけだった。彼女のために沢山作った(が採用されなかった)ビートを元にジャマイカでレコーディングしてMajor Lazerが生まれ、ムーブメントを起こした。だから彼女はMajor Lazerにとって(Diplo、Switchに次ぐ)3人目のパパなんだ。」と語る。


『Guns Don’t Kill People… Lazers Do』の15周年記念エディションは、先着限定Tシャツ付き2枚組限定レコード盤の発売も決定し、現在オンラインショップで予約受付中。
>>> https://maddecent.ffm.to/gunsvinyl