グラミー賞ノミネート歴を持つ、イギリスのエレクトロミュージック兄弟デュオDisclosure(ディスクロージャー)がNEWシングル「Arachnids」をリリース。
映画音楽の巨匠=エンリオ・モリコーネのサウンドトラックをサンプリングした、今年の夏を代表するハウスアンセム「She’s Gone, Dance On」、UKガラージの硬いビートとグルーヴィーなシンセベースが印象的なChris Lakeとの「in2minds」に続く今作。シンプルなドラム・ループを基調としながらも、よりダークで実験的なアプローチをとっている。シンコペーションされたハイハット、刻々と変化するアシッド・シンセ、歪んだベースラインが極上のアンダーグラウンドな世界へと引き込んでいく。アラビアン風のブレイクもインパクト抜群だ。
9月にTwitchでのライブセッションでこのトラックを初公開し、ファンやプロデューサーの間で大きな反響を呼んでいた。
Disclosureはリリースに際し、次のようにコメントしている。
「Arachnidsはサウンドデザインとグルーヴの探求が絶えず進化していく、クリエイティブなパズルのような作品でした。数ヶ月に渡って微調整と試行錯誤を繰り返し、ようやく完成したこのトラックは、私たちのプロダクションとミキシング・スキルの現状を記した“日記”のようなものです。スタジオでの制作はとにかく自由で、細かいところまで突き詰める楽しさがあったけど、土台やグルーヴはシンプルで分かりやすくしてあります。今回は一緒に歌えるような感じの曲ではないけれど、この作品からたくさんの音を楽しんでもらえたら嬉しいです。」
11月には「King Steps」、12月には「When The Sun Comes Up」また、2025年1月にはChris Lakeとの新たなコラボレーションのリリースを控えているDisclosure。今後のリリース楽曲にもますます期待が高まりそうだ。
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