Swedish House Mafia
NEW RELEASE

Swedish House MafiaとAlicia Keys 屈指のハウス名曲をカヴァー

Swedish House Mafia & Alicia Keys - Finally

Swedish House MafiaがアメリカのシンガーAlicia Keysと新曲「Finally」をリリースした。



この楽曲はアメリカ・ニューヨークのDJ/プロデューサーのSandy RiveraによるユニットKings of Tomorrowが、当時Brian McKnightの妻にしてハウス・シーンのディーヴァとして知られる Julie McKnightと共に2000年に発表した「Finally」のカヴァーとなっている。「Finally」は当時UKシングル・チャートで24位、ビルボードのダンス・チャートで17位を記録し、以来20年以上に渡ってハウス・クラシックの名曲として語り継がれている。


2002年には Layo & Bushwacka!「Love Story (Tim Deluxe Remix)」とマッシュアップした「Love Story (vs. Finally)」がリリースされ、20年の時を経て2023年にはUKのハウス・プロデューサーPaul Woolfordによって「Love Story (vs. Finally)」の最新バージョンがリリースされるなど今なお楽曲が指示されている事がうかがえる。


Swedish House MafiaとAlicia Keysにとって初のコラボレーションとなるこのカヴァーは彼ららしいトランシーで高揚感を煽るトラックにAliciaのソウルフルでブルージーな歌声が融合し、新たな解釈で見事に生まれ変わっている。Steve Angello、Axwell、Sebastian IngrossoからなるSwedish House Mafiaは2008年に結成され「Don’t You Worry Child」「Save The World」などのアンセムでEDMムーブメントの黎明期を支えて来たレジェンド・ユニットで2011年にはNYマディソン・スクエア・ガーデンでヘッドライナーを務めた初のエレクトロニック・アクトとなり、2012年にはコーチェラのメイン・ステージを初めて担う存在に。


2013年に解散を発表し各個人での活動を経て、2018年に再結成。「Moth To A Flame」ではThe Weekndとコラボし、A$AP Rockyとも共作するなどダンスシーンを越えた人気と活躍の幅で圧倒的な存在感を見せつけている。中でもFred again..との2022年作「Turn On the Lights again.. feat. Future」は大きなヒットを記録。Fred again..の共同プロデューサーとしても知られるイタリアの兄弟デュオPARISIを自作に迎えるなど次世代の才能の発掘も積極的に行っている。


Alicia Keysはアメリカ出身のR&Bシンガー。2001年のデビュー作 『Songs in A Minor』ではグラミー5部門を受賞し、全世界で1200万枚以上のセールスを記録。続く2003年の2ndアルバム『The Diary of Alicia Keys』でも2作連続でグラミー4部門受賞という快挙を成し遂げ、獲得グラミー賞15冠、全世界累計アルバム・セールス4,000万枚を誇る世界的アーティストだ。


この楽曲は実は2年前、2022年のアルバム『Paradise Again』ツアーで初めて彼らのライブセットで披露されており、その時点でファン達からのリリースが待ち望まれていた楽曲だ。更なるブラッシュアップを重ね、今年のIBIZAでAlicia Keys本人のサプライズ出演と共に再び観客達の前で新バージョンが登場し、7月のTomorrowlandでもハイライトを飾り、念願のリリースとなった。