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莫大な資金(日本円で約11億)をかけた新たなソーシャル・ミュージック・プラットフォームの誕生か

米Turntable Labsが手掛ける DJを楽しみながら交流可能な参加型音楽プラットフォーム「Hangout」

現在開発中の新たなソーシャル・ミュージック・プラットフォーム「Hangout」が、総額820万ドルの資金を獲得したことを発表。


米国のTurntable Labs社が手掛けるHangoutは、音楽ファンを中心としたコミュニティが集まり、バーチャル空間で交流できる場を提供することを目指している。音楽を楽しみながらリアルタイムで社会的交流ができる参加型コミュニティとして、これまでにない体験をユーザーに届ける。

プラットフォーム内のバーチャルDJブースでは、ユーザーの好みに基づいたテーマ別の公開ルームでDJを楽しむことができ、iOSとAndroid用のモバイルアプリも現在開発中。また、アーティストによる新曲リスニングパーティーやバーチャルコンサートなどのイベントも予定されている。



創設者のJoseph Perlaは、以下のようにコメントしている。
「私たちは、音楽を通じて人々をつなぎ、互いに利益をもたらす方法を模索してHangoutを開発した。音楽はそのための強力な手段であり、人々を結びつけるための説得力ある方法を提供する」

現在、Hangoutは、音楽業界のパートナーと協力し、合法的なライセンスの取得に取り組んでいる。オンライン・コミュニケーションサービス discodeではベータ版を試験運用中であり、公式Webサイトで体験予約の受付を行っている。